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2013 01,07 15:08 |
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投書(笑)があったので、お答えするよ。
近年よく見かける光景で、子供が欲しがる玩具をそのままあげて満足する、友人の欲しいものを予め聞いておいて、その物を誕生日に買ってあげる。などなど。 勿論、それは素晴らしいことであることはいわずもがな。 しかし、少しつっこんで考えると、ホントにそれが気持ちだろうか?って思うこともしばしばある。 そもそも『プレゼントをあげる』という行為は何だろうか?と思ったのが発端だった。 それで下記をツイートした次第です。 まず、言えることに『相手の欲しい物を与える』プレゼントする。 与える。。。 本当に与えているだろうか? 人は何かを欲しい、と思いながら生きている。 それは、あるいは『モノ』に限らず。 それが欲しくて、そうなりたくて、その為に頑張って自分を向上させ、そのモノに見合う人間になろうと努力して生きてる。ような気がする。 と、すると、『欲しい物を与える』ということは、ある意味その人の欲望を『奪う』ことでもある。 与えることで、与えられた相手はもうそのモノに対しての欲望と、手に入れる為の楽しみ、向上心を失うからだ。 与える側が石油王でもあれば、失われた欲望も次なる欲望を与えることで補うことが出来るだろうが、大半の庶民にはそれはかなわない。 ロレックスの腕時計をもらったが為に、その人はロレックスを手に入れる為の努力はしなくなる(必要なくなる)。 これはある意味奪うことではないだろうか? これは、『プレゼントされる相手が主役で、それに関わろうとする脇役のプレゼンター』という概念からこうなると思うんだけど、僕の考え方は違います。 僕の考え方は『プレゼンターが主役で、プレゼントされる側は大きな心でそれを受け入れる義務がある』という概念だ。 というと少し乱暴に聞こえるけど、そう簡単な話とも言えない。 何故なら、この考えだと、プレゼンターは相手のことを良く観察し、相手が普段どんな言動をしているか?どんな趣向か?観察していなければ到底成立しないのだから。 だから、プレゼントと言うのは『城攻め』に似ている。 一気に本丸を攻めるか? いや、それでは芸がない。 城主が思いもよらぬ方角から、城を攻めるんだ(笑)。 『おお!!なんと!!!そこは盲点だった!!』 城主にそう言わしめる。。。(笑) それが楽しい。 特に大掛かりである必要等ない。 素朴に、しかし相手を想って観察するなら、これは面白がってくれる、その表情を楽しみたいとするプレゼンターの主導でもってプレゼントは行えば良い、、と言うのが僕の考えなんでございます(^▽^) プレゼンターのエゴで良い。 しかし最大限に相手を思いやるエゴで。 つまり『モノを与える』のがプレゼントに非ず。 永遠に楽しめるであろう記憶・思い出『時間』を互いに共有し合うことこそがプレゼントの極地ではないかと。 自慢(エゴだから自慢して楽しむこともある。) 数年前の妻の誕生日。 僕は当時住んでいた街の『オロナミンC』を1本残らず買い占め、プレゼントの時間まで冷蔵庫に放り込んだ。 あの時の妻の顔ったらなかった(笑)。 妻はオロナミンCがてとも好きなので。 その日、その街に住んでいた人たちは、我々以外誰一人としてオロナミンCに触れることすら出来なかっただろう。 さほど高い金額を使わず、街の一部を占拠したということ。 この面白さは妻と僕の中で共有する時間となった(^▽^)。 何回でも思い出して楽しめる『時間』。ただし成功した場合。 この城攻めで、僕は城主の首をとったことになるよ(笑) まあ、難しげに言ってるけど、至極簡単なことなわけです。 あくまで僕の哲学にて御免。 PR |
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コメント |
かつて、嫁さんに、100%エゴのプレゼントをした事がある。
何故か読めはニワトリが好き(曰く、愛でてもかわいいし、食べても旨い)なので、やたら重たい素焼きのニワトリの置物を誕生日にプレゼントした。 嫁さんは複雑な表情で「嬉しいのは嬉しいんだけど、そこまでニワトリが好きなわけじゃないんだけども・・・」と言った。これは想定の範囲。 そこで、「ならばこれをやろう」と忍ばせていたタマゴを渡した。 タマゴが容器になっていて、ハーブだか何だかが生えてくるってやつ。 「いや、だからね、そうじゃなくて・・・あ、でもこれ結構良いね、ありがとう」と、まぁ、そこそこ喜んでくれたが、一番面白がって喜んだのは僕なんだけどねw 【2013/01/0819:33】||天炎#57738640e5[ 編集する? ]
Re:なるほど。
天くん
それはそれは、天守閣には至らなかったようですなあ(笑) それにしてもご存知の通り、ニワトリがことのほか苦手でございましてな。。。 妻君は名言を残されましたな。 【愛でてよし、食べてよし】 |
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