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2014 07,01 20:48 |
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先日のこと
遥か北の地、サンタクロースが住むと言う国、そう、フィンランドから友人が日本にやって来た。 彼は若い頃から日本の文化に興味があるそうで、居合いを嗜み、日本文化に造詣の深い吾人だった。 興味があるという異邦人を、どうして邪険にできようか。 出来る筈がない。 勿論、僕に財力さえあればもっと数多く、もっと適切にもてなせただろうに。 しかし、小さな力でも、なんとか彼に良い思い出を持ち帰ってもらえないものか。 そこで、彼の貴重な時間の一部を拝借し、僭越ながら、また稚拙ながら、表面的ではない日本を少し案内させていただくことを申し出た。 僕は自分が可哀想になるほど英語が話せない。 そこで、Rさんという僕の友人に通訳をお願いし、僕と妻と。 4人で『高尾山』へ登った。 前日より雨の予報。 南無三と思いながら床に就いたが、当日は驚くほどの快晴に恵まれた。 気持ちの良い日だった。 鳥が透き通ったエコーを伴い鳴き、葉は瑞々しく輝いていた。 この日の山はいつになく霊気に溢れていた。 楽しかった。 彼らの食文化や土着の神々についても伺った。 特に、土着の神々については日本と同じ精霊信仰、アニミズムなのだそうだ。 これらを軽くwikipediaで調べてみたが、非常に興味深いと思った。 山頂へ達し、下山する途中で蕎麦を食べた。 丁度その頃、天が割れ始めた。 黒い雲の帯は、見る間に空を覆った。 さあ、そろそろガラスの靴の時間のようだ。 よくぞ今日を照らしてくれた。 これまでになく、アマテラスに感謝した。 ※有り難いことにフィンランドの帽子と、ムーミンのマグカップをプレゼントにいただいた。フィンランドはムーミンの故郷だ。いつの日か、僕もムーミンやサンタクロースに会いに行ってみたい。それまで僕は英語の勉強をする必要がありそうだ。 PR |
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2014 06,30 23:55 |
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数日前、何かの待ち時間の間に書店に入った折り、 ディアゴスティーニのスタートレック特集号を開いて 思わず僕は『わああ』と唸っていた。 それを横で見ていた妻が、 『今年は金欠であるから、誕生日は要らぬよ。』 と言ったにも関わらず、 部屋の電気が急に消えると、こいつを持ってきやがった。 『はああああああああああ(感涙)』 良いことを教えてあげよう。 こういうものは、箱から出してはいけない。 そうすれば何十年も経った後、マニアの間で価値が高騰するものだ。 いいか、 絶対に、絶対に開封してはいけないのだからな。 玩具ファンの『鉄則』として。 僕はスタートレックにはそこまで詳しい方ではないが、映画版のDVDは全部持っている。 なんというか、カーク提督はうちの亡くなった親父に似てるんだよw 顔も。 風体も。 『キャプテン・トムラ?(親父のことだ)』 そういって実家には外国人から電話がかかって来ていた。 それを幼かった妹がとっていた。 まあ、そんなこんながあるから、、、というわけでもなく、僕はスタートレックが好きなんだな。 一番印象的なのは、『スタートレックIV 故郷への長い道』だ。 もう長いこと見ていないのだが、最後に鯨がキーワードとなる物語。 これを劇場で見た。 当時流行っていた映画は『ロッキー3』や『プラトーン』、『トップガン』などその辺りだったと思う。 それまでスタートレックに興味のなかった僕は 『良いな』 と方向転換したのを記憶してる。 なんといってもエンタープライズ号だ。 これは僕はアメリカ人にいつも脱帽する。 円形にいくつかの凹凸を追加しただけに見えるその宇宙船は、視聴者に『カッコいい』とまで思わせる不思議。 スターウォーズのミレニアム・ファルコンも同じ印象だ。 特にミレニアム・ファルコンは製作スタッフの間では『ハンバーガー・シップ』と呼ばれていたという逸話がある。 ハンバーガー。 流石アメリカである。 これらのハンバーガータイプのデザインに、僕は心から屈服する。 さて、今我が家にあるエンタープライズ号はNX-01という、エンタープライズ号の歴史からいくと一番古い型のようだ。 こいつは僕は知らなかった。 従来のエンタープライズから、更に突起物を減らし、古さを演出したデザイン。 ================================== 惑星連邦設立前の地球連合宇宙艦隊所属船であるため、「U.S.S.」はつかない。地球の宇宙船として初めてワープ5エンジンを搭載している。(wiki) ================================== 初の恒星間飛行に成功した機体らしい。 http://www.youtube.com/watch?v=XHp0ZQruCkU とにかく興奮してしまった。 素晴らしい出来だ。 写真(はっはっはっは、汗) 開けちまったじゃねえかこのやろう。。。。 |
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2014 05,06 15:55 |
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『トランスファーマー(陶酔農夫)』 彼の名はオプティマス・プライム。 デルタ地帯の広大なプライム農場の経営者、農場主だ。 好きなものは酒。 いつも陶酔の漢(おとこ)である。 隣のディセプティコン農場の悪い経営者からプライム農場を守っている。 ディセプティコン農場の悪い経営者はオプティマスよりも酒好きなメガトロンだ。 酒のせいで目がトロンとなっている。 オプティマスは新米の農夫にとってはおそろしい存在だが、優しい一面もある。 新米を一人前にするために激を飛ばすが、一日の農作業の終わりには必ずこう言う。 It's been honor serving with you! (諸君らと戦えた事を誇りに思う。) 今日も日が沈む。 遥か地平に身を休めようとする太陽に向かい、彼は今日も願う。 『わたしはオプティマス・プライム。農場の同志達にこのメッセージを送る。我々はいつもここで待っている。』 Transformers; Voices http://www.youtube.com/watch?v=aJKGAZO4beI |
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2014 05,06 11:31 |
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妻がアナ雪さんを観たそうだ。 電話で聞く 『面白かった?』 『綺麗だったよ。』 いいなあ。。。 昨夜、原題を調べていたら、あることに気付く。 『アナと雪の女王』の原題は【Frozen】だそうだ。 え? もしかすると、『雪の女王』というのは日本版のみの呼称かな? 原作の【雪の女王】にインスパイアされているけど、オリジナルのストーリーに昇華してるって話を聞いて、ぼくは勝手にビギニングストーリーの事だと解釈してたけど。 もしかすると、関係性はないのかな? 雪の女王をモチーフにしたキャラクターは色々な作品に登場する。 『ナルニア国物語』に登場するィルダ・スウィントン演じる白い魔女。 あれなんかは雪の女王をモチーフにしてるんじゃないかな、と感じる。 『雪の女王』はもともとデンマークの話。アンデルセンだ。 日本でもアニメ化されているらしいし、アメリカでは2002年にブリジット・フォンダ主演でテレビ化されているらしい。 僕は1957年のソビエト(現ロシア)製作のアニメしか見た事がないから多くは語れない。 とにかく、昨夜ざっと見返してみても、ロシアによる『雪の女王』アニメーションはすごい。 吹雪の表現は一体何枚のセルを重ねたのだろうかという躍動感にあふれているし、氷の表現なんかは光の演出がものすごい。 今見ても尚斬新であり、アイディアに富んでいる。 記憶が正しければこの作品はロトスコープという技術を使って作られている。 まずは実写で人間の演技を撮影し、それに絵を重ねるアニメーション技法だ。 昔のディズニーなんかもこの手法で作られている筈だ。『白雪姫』とかね。 『指輪物語』もこの技法だったな。あれはとても良かった。 テレビのニュース番組で見たのだけど、なんでも『アナと雪の女王』では1カット100数時間かけて映像を作ったという。 レンダリングの事だね(泣)。 大体見当はつく。 一見、『トランスフォーマー』の方が複雑なデザインに見えるけど、あれはまあ言ってしまえば実写との融合なわけで。 『アナと雪の女王』は背景もCGのようだし。 しかもCMなどでみると、3DCGの背景。 これはきっとヤバいくらい大変そうだ。 だって、アレだよ。 キャラクターの大きさとの比率を考えて。 ミュージッククリップに出てくる吹雪の山(キャラクターが立っている部分)巨大なセットがコンピューター上に必要だ。 それに建物が加わって、クリップのラストでグワーっとカメラが引くでしょ? きっと劇場で見たらスカーっとするカットだけど、デカイよなあ。。。。 恥ずかしながら自分のCGを例に出してみるけどね、【BO-4 (ボヨン)】だけど。 http://www.youtube.com/watch?v=a2k10zxVamo これの冒頭シーンで空撮からのスプリングシティのショットがあるでしょ。 簡単な構造で申し訳ないんだけど、この建築物群もキャラクターと同比率の巨大なセットを作ったわけ。 3DCGでセットを作ると、平面方向からの撮影だけでなく、立体方向からの撮影が可能になる。 2Dアニメーションだと違う方向からのカットごとに、いちいち背景を描写しなくてはならないわけだけど、3DCGのセットだとカメラ位置を変えればいいわけで。 そんのかわりにレンダリングにめっぽうな時間がかかる。 こんな簡単なBO-4のデザインとはいえ、数秒のカットで3日ほどのレンダリングを要したものもあった。 勿論、ディズニーと比較しちゃいかんよww 機材も技術も知識も月とスッポンなんだからさ。 しかしディズニーで使用する機材ですら1カットに100数時間ってことでしょ? 目が回るよ。。。 それにしても、ディズニーはここまでやっちまったね。 ここまでやっちまったら、そんじょそこらの腹じゃ2Dの描画アニメには戻れねえぞ、と。 戻る気はないのはな、2D描画に。 それも寂しい気がするね。 先時代の、とにかく手探りだった、そして手塚先生も憧れた、いわゆるアニメーション。 ディズニーが世界にその手本を見せた。 そういう、ペンを持つ指に血豆が出来るような2D描画アニメーションも捨てずに持っていてほしいよね。 | ´ω`| |
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2014 05,05 20:54 |
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いやあ、人気だねえ。『アナと雪の女王』。 あの歌を聴かない日が無い。 必ずどこかから聞こえてくる《レリホー》。 初めてこの歌を聴いた時、『let it go』を『レリホー』と聞き違えていて、なるほど、雪の世界にインディアンの歌をぶつけて来るあたりなかなかやるなディズニー、と思ってた。 『let it go』なんだね(笑)。 この映画、僕はまだ見ていない。見たいけど今は見られないんだな。 まあ、十中八九、見たら虜になるのだろうな。 見ていないわけだけど、ちょっと面白いムーブメントだと感じたので考察を記しておく。 この映画、『一緒に歌える』を押し出した新しい上映手法との事。 なるほどね。 とても良い歌だと思うので、動画サイトで検索してみた。 そしたら出るわ出るわ。 ダウンロードもすんなり出来るようだ(違法かどうかは別として)。 ここがすごい。 通常の映画なら、この興行段階でこれほど本編からの抜粋映像が出回る事は《事故》であり、摘発の対象となる。 それがここまで出回っているということは、これ多分内部の人(ディズニー関係者/エージェント)が故意に出回らせているんだろうね。 何しろ、一緒に歌える映画と言う事で、まず客が歌を事前に学習する必要もあるしね。 その上で、ダウンロード禁止のプロテクトがかかっていないと言う事は、不正ダウンロードが奨励されている、、とは言わないまでも、そこには暗黙の了解が存在するのかもしれない。 これ、炎上商法なわけよね。 敢えて歌を炎上させて、共通認識を作る。 従来の、悪質なイメージ感のある炎上商法を、良い形で利用したようだ。 なるほど、そういう方向性の考え方があったかと感心してる。 さて、この炎上商法だけど、ここから先はおそらく未知の領域。 と、いいますのも、 従来はコンテンツが出回る事を徹底的に禁止するわけだ。 そのコンテンツを見たければチケットを買うか、CDを買うか。 それが著作権ビジネスだ。 『アナと雪の女王』で試されるのは、コンテンツを敢えて炎上させる事でコンテンツを共有させ、「誰でも知っているもの」にすることだ。 観客動員よりもコンテンツの知名度を目指している。 即ち人海戦術ということになる。 歌を知ってる人が多ければ多いほどマーケットが動くと言う事でしょう。 つまりだな。 コンテンツ(著作物)を守る方がカネになるか、コンテンツ(著作物)を解放した方がカネになるのか。 「アナと雪の女王」はそのビジネスモデルとなる。 のだと思う。 勿論、作品自体の規模の問題はあるだろうけど、これが成功したらハリウッドなんかは黙っちゃいないだろうな。 それこそ、映画を作ることがヒット曲をとばす事とイコール、ってケースがどんどん増えると思うよ。 単に映画とヒット曲(ここでは敢えて『映画と映画音楽』とは書かない)ってのは、おそらく80年代に既にブームはあったと思うよね。 3Dの技術も70~80年代に既にあった技術を新しくして帰って来た。 今回の手法も基本的には80年代にあった手法をもっと完成されたビジネスモデルにして帰って来たものだと思う。 その次は何が来る? 一緒に踊れる映画? それとも3Dやホログラムを飛び越えて座席が振動しちゃったりする、体感する映画? どんどん進化する映画。 ゆくゆくは映画『トータル・リコール』のような脳内体験をするものを映画って呼ぶようになるかもしれないね。 そうなると映画ってのは映画監督やカメラマンや作るものじゃなくなるね。 映画は技術者が作るものになる。 監督は観客ということになる。 まあどうでもいい話になってしまったけど、あれだ、アナのキャラクターデザイン、とてもいいね。 数ヶ月後には是非見たいと思う。 なにしろ本家の《雪の女王/ロシア製作http://www.youtube.com/watch?v=4T1TdghHedo》が好きでDVDも持ってるからね。 そのビギニングストーリー(と解釈してるんだけど)ってことだったら是非見たい。 それまで歌って待つか。 『レリホー♪』 一緒に歌おう♪『アナと雪の女王』「Let It Go<歌詞付Ver.>」 松たか子 http://www.youtube.com/watch?v=cvj3-MZO9Tw |
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