2024 11,24 13:11 |
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2014 11,12 18:19 |
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2014 11,11 16:17 |
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※イラスト/『初音ミク03/エレキテル草紙』 プロデューサーM氏と、ドキュメンタリー映画『鳥の道をこえて』を観て来た。 とても良い作品だった。 自分が多少なり歴史に関わる事を現在やっているので、この記録の背景に流れる疑問にも多いに興味が湧いた。 また、期せずして、我々もまたじつはある意味で『渡り鳥』を追っている。 これは単に渡り鳥の記録ではなく、民族史にも大きく関わる映画だと思う。 上演後、今井監督と言葉を交わせる機会があったので、お名刺をいただいた。 ======================== 長編ドキュメンタリー『鳥の道をこえて』 公式HP http://www.torinomichi.com/ 監 督 今井友樹 制 作 鈴木正義/今井千洋 撮 影 澤幡正範/川口慎一郎/永山正史/箕田朗子/佐藤孝博/今井洋介/早川正文 録 音 高木 創 作 図 岩井友子 音 楽 姫田 大(フルート) 監 修 佐藤文男(公益財団法人山階鳥類研究所) 共同制作 CINE-CLIMB 製 作 工房ギャレット 助 成 文化芸術振興費補助金/公益財団法人トヨタ財団 2014年/日本/93分/ドキュメンタリー 企画・制作・配給 工房ギャレット ======================== |
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2014 11,10 13:21 |
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イラスト/『マレーネ・ディートリッヒ(リリーマルレーン)』 初音ミクはあと一枚あうんだけど、続けて同じ題材ではつまらないのでここで寄り道する事にする。 モチーフは映画『モロッコ』の中からマレーネ・ディートリッヒ。 昔、東京は新橋に『アダムス』というシャンソニエがあった。 僕はそこでバーテンをしてたんだけど、毎夜酒と音楽と。。 多くの方々が出入りされました。 そして歌手、ピアニストの方々との出会い。 『シャンソン』と言うのはフランス語で『歌』。 これがイタリア語ならば『カンツォーネ』。 ポルトガルでは『ファド』。 ディートリッヒの名曲『リリー・マルレーン』はドイツの歌だけど、特に多くの歌手に愛されて継承されていた。 僕はこの歌が大好きだった。 ビール、ウイスキー、ワイン、ブランデー、カクテル、アルコールの飛び交うアダムスに立ちのぼる煙草の煙。 仕事の話や、うわさ話、それを聴きながら僕は氷を割る。 今は亡きマスターが目で合図をすると僕たちバーテンは交代で照明を落とす。 アダムスの室内が暗くなり、客の喧騒も途端に静まり、皆ステージに注目する。 それまで酒場だったアダムスは、一瞬のうちに歌の世界観へ変貌する。 シャンソンは『3分間のお芝居』と言われるように、歌の世界の中に芝居がある。 その舞台は、あるいは第一次世界大戦だったり、恋であったり、絵描きの悲劇であったり、僕らバーテンまでもその世界観に魅了されてた。 リリーマルレーンを歌われた歌手の方々は多かった。 今、ネットで探してURLを示そうと思ったのだけども、なかなか見つからないので記憶を頼りになるけど、 『古坂るみ子』さんもたしかこの歌を歌われていたと記憶してる。 シャンソンのイメージにぴったりの歌手で、『やってらんないわよ!!』ってかんじのはすっぱなイメージがすごくカッコ良かった。古坂さんは劇団文学座の女優でもある。 『いさらい香奈子』さんは当時、アダムスでは最年少だったと思う。『元気』なイメージのいさらいさんは人気だった。いさらいさんもたしかこの歌を歌われていた。 よくNHKなどでも拝見する事の多い『クミコ』さんも当時アダムスでこの歌を歌われていた。クミコさんの日は地方からの来客もあり、店がパンク状態になるので、僕らは人員を増員しての営業でとても大変だった。 他にも多くの歌手に愛されていたリリー・マルレーン。 どれほど心を動かされたことか。 歌を聴いて震えるたびに『表現しなければ』『表現したい』。 そんな炎を抑えられなかったし、未だにその炎は消えないままでいる。 最後に、当時アダムスで歌われていた『池田純子』さんのリリー・マルレーンがYouTubeにあったのでリンクを張っておきたい。 https://www.youtube.com/watch?v=54qrfCXg60g |
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2014 11,09 18:30 |
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最近、人と話しをする際に、気になった事をメモする事を始めた。 その為のノートを持ち歩いてる。 打ち合わせのことでそうしていたのが、普通に会話している中でもメモをとるようになり、それが今のマイブーム。 これが面白くて、ただの殴り書きなのだけど、後から読むと(読むと言うより最早『解読』に近い)、自分の疑問や興味が普段は殆ど解決されていない事に気付かされる。 先日も、とある音響師のとっつぁまとサシで飲んでいたのだが、その中である映画の話が出た。 とっつぁまはその映画を見て音響というものに興味を持ったような事を言っていたが。 その時のメモがある。 なんでもその映画は60年代後半〜70年代に日本で『テレビ放映』された映画で、とにかく東京オリンピックの後の事らしい。 感触からするとその1〜2年前くらいが劇場公開ということになるだろうか。 ただ、日本での劇樹公開の有無は判らず、マイナーな映画かもしれないとの事。 おそらく第一次世界大戦時のアフリカ、そこで戦う外人部隊を描いた作品だそうな。 『アラビアのロレンスじゃないですかねえ?』 ところが違うらしい。 『アラビアのロレンスならば勿論知っている。』 と。 『白黒映画なんだよ。』 と。 アラビアのロレンスは白黒ではないから、思い違いではなさそうだ。 兎に角、その映画のエンディングを僕は見たいと思ってる。 とっつぁんの話によると、その映画のラストは広陵な砂漠を、鼓笛隊が太鼓を叩きながら延々と見え無くなるまで歩いて行くのだそうな。 その部分の音響が印象的で、鼓笛隊の音が小さくなっていくのに加え、風やらの干渉で音が微妙に変化したという。 そのリアルさと凄みが良かったと。 考えられるのは、音が後のせではなく、現場で映像と同時に録音されたか。 僕のようなど素人が聴いて感じ入ることはないかもしれないのだけど、そんなに言うならその映画を是非見てみたい。 もしこれだけの情報でピンとくる人がいたら是非教えてほしい。 |
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2014 11,08 16:20 |
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イラスト/『エレキテル草紙/初音ミク01』 ボーカロイドというものにたいした興味はない。 いや、嫌いなわけじゃない。特段嫌う理由はないし。 勿論、機械音声の裏側には複数のクリエイターの汗があるわけだけど、その汗を聴き分ける事が出来ない事が、僕が興味をそそられない一番の理由だと思う。 これはベジェ曲線にもいえる事なのだけど。 それでも、古いかもしれないけど『初音ミク』という『ムーブメント』にはちょっと興味がある。 同じお題を大勢の人間で共有するという事。 これは古くいえば、例えば『俳句』を例に出してみたらどうか。 散文で書くと面白みに欠ける詩という世界を、『5,7,5』の韻を大勢で共有することで味わいが増す。 それは『自由を奪う事』だ。 同じ事が『初音ミク』のムーブメントにも言えると思う。 基本クリエイターなんてのは自由に思いがちだけど、実はお題、つまりある種のハードルがある事で燃えるのかもしれない。 ってことで人生初の初音ミクを描いてみた。 ============================ PS : 友人がボーカロイドの歌詞を作詞したというので聴いてみた。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm24818554 良い歌詞じゃないか。 面白くなりそうだ。 |
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