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2011 08,18 13:27 |
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お盆。 この時期に田舎に帰るのは何年ぶりか。 つくづく不孝行者だと思う。 さて、お盆の時期の故郷はとても美しい。 あちらこちらの家々で提灯がさがり、その灯りは都会の蛍光灯と比べとても優しげな灯りだ。 その朧げな明滅は、死者がほんの数日間を現世で過ごす為、迷子にならぬようにと家々が道しるべとして掲げる。 玄関では小さな焚き火をする。 この時、小さい子はこの焚き火の上を飛ぶ。 そうする事で病にならないという伝統もあったり。 思うに『火』と密接に関わるのが、故郷でいうお盆なのかもしれないなあ、などとも思う。 あるいはそれらの火に、在りし日の人の面影を見たか。 そうやって死者とともに、未来を受け継いでいるのか。 詳しくは解らないが、しきたりの輪廓くらいは容易に察しはつくというもの。
車で少し走ると、『三股駅』というところがある。 随分小さな駅なのだけど、それでも新しくなっていた。 東京でこの駅幅なら、おそらく線路は8本くらいは通っているんじゃないだろうかね? 惜しげもない。 そんな感じ。 そして、線路の草を見ていると、『ここはもしかすると廃線?』とも思う。 かつて栄華を誇ったラピュタなのだろうか? しかし、そんな思惑とは裏腹に、『ポウ!!』と汽笛をならして特急が通り過ぎた。 だいたいこの辺りは、以前書いた『君は麗しの80's -Part13-(※リンク)』の舞台(笑)。
山は近い。 苔むす山、水はとても冷たい。 駅を山の方へ一直線。 車で20分もドライブすれば、長田峡(※リンク)がある。 山道と平行に走る川。 水面は『青い』。
腹が減ったので、川へおりていく。 ヤマメの養殖場。 水流の音を聞きながら、流しそうめんと洒落こんだ。 つるつるのそうめんをほくほくのヤマメが追いかける。 本来ならビール、、と行きたい所だが、運転があるのでラムネにしておく。 実際、状況が揃えば、必ずしもビールなど必要ではない。 炭酸ならなんだっていいのさ(笑)
川で遊ぶ子供たち。 どんなもんかな?と水を触るとヒヤっとした(笑)。
この養殖場からやや下ったところに有名な橋(※リンク)がある。 石造りの古い橋で、ビルの3〜4階ほその高さか。 ここの橋から飛び込むのは男の証(笑)。 ちょうど妻にそんな事を教えてるときだった。 高校生くらいの男の子が橋から川に飛び込もうとした。 下では仲間たちがはやしたてている(笑)。 『出来るか?』 少年に言ったが、無言だった。 仲間たちはわいのわいのとはやしたてる。 そしてついに ジャッポーン!! 飛び込んだ(笑)。 『昔のあなたがタイムスリップして、こんなふうにやったんだよ〜って教えてくれたんじゃない?』 妻が言った。 流れる川を見ていた。 時間のようだった。 この時間は、次はどんな時間につながっていくんだろう。 ぼんやりとそんなことを思った。 Tweet PR |
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コメント |
自然が一杯! 綺麗なところですね!!
川に飛び込んだのは 本当は・・・・ Artmic8neoさんだったりして~~(高校生だった と 言うことにして。。) ≧(´▽`)≦アハハハ 【2011/08/1823:14】||angel#99b324af20[ 編集する? ]
>angelさん
良い所でしょう?(^_^)他にも沢山の隠れた名所に囲まれてるんです。
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