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2011 05,13 17:30 |
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イラスト : ロビンフッドたち/告白 by Artmic8neo ※上記facebookアルバムのイイネボタンを押してくれますと更新情報がとどきますよ。たぶん。 ※短縮URL http://p.tl/qze6 タマゴが先か、ニワトリが先か。。。うーむ。 人間とはつまらないことで悩むものだ。 この3枚の絵を描いてて思った。 そろそろね、彼らに命を与えてあげたかったしね。 しかし、命というものは『死ぬこと』が先なのか『誕生すること』が先なのか? 誰もがすべからく経験する唯一のことなのに、この長い歴史の中でその答えは未だ解明されていない。 しかし、『死』というものが生命にある秩序を与えているのではないか、とも思う。 生きるということは、なんて喜びと悲しみを併せ持つ複雑な美しさなものだろう。 だから僕は死を描こうと思った。 それが『埋葬』っていう絵なんだけど。 さて、これを描くなら誕生も描かないといけない。 けど、僕の手元に撮りためた、『使えない写真』シリーズはもう無い。 この数日間で全てロビンフッドたちのシリーズに使ってしまったからね。 まあ良いや、とりあえず『死』を描くとして、『誕生』はまたの機会に。 そう思ったんだけどね、、、、死が長引くなんてあまりに切なすぎると思って。 で、大きな写真からその一部を切り取って同サイズにし、誕生の絵を描くことにした。 それが『出産』という絵。 何のことはないいつもの落書きのようなものだけどね。 ひとまずこれで使えない写真のリサイクルは終わったと思う。 最終回というわけではない。 ただ、次に写真を撮る機会がいつあるか未定なのでね。 面白くて小さな風景を見つけたらまた撮りためようと思うよ。 さて、最近気付いたこと。 思えば僕は独りよがりが多いと思うよ。 得体の知れない自信で、描けないものなんてないと思ってたかも。 ひとを感動させる。簡単なことだ。 大袈裟に言えばそんなふうに思ってたかも知れない。 3.11以降、そんなことに今更ながら気付いたものだ。 何も出来はしない。 感動なんて、脆く儚い夢。 一度地球が溜息をこぼせば吹き飛んでしまう、とるにたらないもの。 荒んだね。 絵を描くのは自分にとって必要な行為だった。 で、気付いたわけだけど、この『ロビンフッドたち』シリーズは、なんていうか、自分一人で作ったものではないような気がする。 面白がってみてくれた人たちや、気になる言葉を残してくれた人や、そんな人たちと作ったんじゃないかとも思う。 こういうのいいね。 自分にとっても写真を加工するのは負担にならないことだし、なにしろ小さいからすぐに描ける。 勿論印刷は出来ないサイズなんだけどね。残念ながら。 次にまとまった金が入ったらカメラを買ってみようかな。そんなふうに思う。 それで、この小さな世界をアニメーションで動かしてみる、なんて面白そうじゃないかな。 何かは知らないが、最後の一枚を描いてて無性に涙がこぼれてならなかった。 けして後ろ向きなものではないと思う。 最後の絵は誕生の絵だったのだから。 The Chieftains - The Stone, choreography Christopher Bruce http://www.youtube.com/watch?v=xtrW667e7ps PR |
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