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2010 11,29 12:18 |
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昨年から参加しているP-LABO映画祭がもうすぐだ。 また宣伝のビジュアルを頼まれたんだけども、こう、今年は仕事の作業がかつかつに詰まっている状況で、とてもチラシを制作出来ないと判断。 そこで、信頼出来るデザイナー天炎(アオノケイスケ)にお願いすることにした。 丸投げしても良いか?というお願いに快く仕事を引き受けてくれて助かったのなんの。 一晩、、いや数時間でチラシの叩きが送信されてきた。 その時にはもう上のチラシ完成版にほぼ近い出来だった。 『添削をしてくれ。』 というので、驚きつつもSフィールド(我々Rinto projectの会議場)へ出向き、 『いや、そんなものは何もない』 と答えた。 実はこの絵の背景画像にはもう一つの案が浮上していた。 本人曰く。 『もう一つの背景は森。森の中にこのキャラクターがおってね、それと対峙する人の後ろ姿がこちら側に会う。』 森の中の《対面》の場面という訳だ。 しかし、色々話して、やっぱりこの水の上のイメージで良かったと思う、という話をした。 僕が思うに。 この絵は《場面》ではない所が素晴らしいと思った。 どこか抽象的と言うか象徴的と言うか。 場面も面白いだろうけど、いろいろな物語を包括した形で佇むこのキャラクター。 勿論モチーフになってるのはカメラ、テレビ、スクリーンと一目で分かる。 また、人は水面というものに様々な想いを巡らすもの。 それは水というものが変幻自在であるためか、それとも映し出された鏡面に自分の人生を投影するからか。。。 気に入ったのはそういった幻想世界の中にいて、スクリーンに映し出されているのが現実世界(実写真)だということ。 《映画》は暗闇に住まう幻想にて。 映画を見終わった後、館から外に出ると妙に爽やかな現実が広がるもんだ。 その瞬間に現実世界の、現世の、実社会の、いろんな音も一斉に動き出す。 それはあたかも、映画を見ている間、時間が止まっていたかのような。 そんな空気をこの絵から感じてた。 ホームページ制作・イラスト制作・各種印刷物デザイン・立体造形 TIAMAT FACTORY http://www.tiamat-factory.com/ PR |
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