■360p http://www.youtube.com/watch?v=J_4cxOETbsg　　　■HD http://www.youtube.com/watch?v=J_4cxOETbsg&hd=1
今年、六本木で開催されていた恐竜博(地球最古の恐竜展／六本木ヒルズ)で撮影した写真(※この恐竜博では、『ビデオ撮影とフラッシュを焚いた撮影』は禁止でしたが、普通に静 止画としての写真を撮る事は禁止されていませんでした。)を元に、およそ4日程で作った動画。
素材になったのは下の写真。

この写真を切り抜いていったんバラバラにして、再構成して映像にするんです。
どうぞ褒めて下さい。
この写真、何と携帯電話で撮ったもので、それ以上の解像度でも以下の解像度でもありません。気楽に撮った写メールなんです。
他の素材は僕の過去の作品から持ってきたりしてるのが多いです。
背景の樹木(シダ)と月夜、アンモナイトのダンス、だけかな、今回の作画は。
総じて今回はエフェクトの頻度が高いんです。
万華鏡のような映像は背景の樹木(シダ)の流れをエフェクトにかけることによって作り出されている映像。
それをRGBやグローなどでより幻想的な色彩に調整してあります。

何と言っても!
この作品で僕が一番言いたいこと。。
それはね。

我々が冷蔵庫や洗濯機、テレビと同じように『物体』として眺めている恐竜の化石。
でもね、想像してみて。
彼らは今、骨となり石となっている訳だけど、数万年もの古代には彼らは生きていた訳だ。
そして今回僕が撮影した彼。。。彼にもれっきとした個性、アイデンティティがあり、ひょっとすれば何をか考え、食べて行動していた。
彼がその生涯をどう終えたのか、、僕らには知る術はない。
だけどね、この度彼は写真に撮られた。
そして彼は映像の世界で再び生命を与えられた。
これはフランケンシュタインの物語に他ならないね。
死者との交信だ。
こういうのをロマンと呼ばずしてなんと呼ぶ？

アニメーションは現代に生きる魔術。
命さえ操る業だ。
そんなアニメーションが大好きだ。
(＾＿＾)

◎六本木ヒルズ／『地球最古の恐竜展』 http://www.kyoryu-saiko.jp/pc/top.html

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