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2010 08,27 07:36 |
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先日、とある建築家の友人にいただいた ◎集落の教え100 という本がとても面白い。 原広司という建築家の方が書いた、どちらかと言えば建築家読本なのでしょうが、建築に限らずこれは空間というものをどのように捉えるかみたいな内容なので、平面を扱う人間にも通じるものがあると思う。 二次元にしろ三次元にしろ、あるいは多次元であるにせよ(僕は多次元はイメージ出来ません)、とにかくそこに空白があればそこは空間な訳で(否、説明がおかしいな、、空白でなくとも空間には違いないが)、自らの力で空白を埋めようとするとき、どのよう なことが考えられるかみたいな事が100のフレーズに分けて書いてある。 或は、空白を埋めようとするときに感じる、ある種の怯えみたいなものを取り払ってくれるのではなかろうか。 まだ隅から隅まで読破した訳じゃないのだけど、フレーズだけはまず全部、そして中でも興味のあった事を先に今読み進めているところ。 予てより思う事がある。 実は自分にとって描く作業は発掘に似てるときがある(何をエラソーに青二才がなんて言わないで、ブログなんてのは思いっきり書かなきゃ。)。 変な話かも知れないけど色を乗せていく、、、っていう感覚よりも画面を削っていく、、っていう感覚に近い時が確かに存在する。 その事に気付いて、じゃあペンではなく筆ではなく、消しゴムで描いていこう、って思ったのが自分の『idling illustration(アイドリングイラスト)』だった。 ほとんどのアイドリングイラストの構造は色鮮やかな下地を描いた後、一旦一色に塗り潰し、消しゴムで下地の色を発掘していく構造だ。 昔クレヨンでやったアレだ。 まあ、それは実際に削る作業な訳だけど、普通にペンで平面に描く場合もこの感覚はある(場合がある)。 そんな時はすごく楽。 地図がある訳だから、そこを掘っていけばいい。 逆にそう言う感覚でないときは、地図がないから純粋な開拓で、時折おそれてしまう事がある。 考え方の問題なんだろうけどね。 そういうのをどうすっぺか?って思ってたらこの本に出会えた。 これ、建築の事じゃない。 あらゆる造形作業に、とっても心地よく隙間を埋めてくれる本だと思った。 特に今ピーーーンてきてるフレーズがあるけどね、それは敢えて書かない。 Μακτρισμός (χορός των Αμαζόνων) - Πέτρος Ταμπούρης PR |
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コメント |
彫漆とか・堆朱みたいですね!!
香川には そんな漆の技法があるんですよね~~!! 挑戦したけど ・・ 思うように 色が出てこなくて・・ (涙) それでも そ・れ・な・り・の お気に入りができました!! (かなりの 妥協作品!!) ≧(´▽`)≦アハハハ 【2010/08/2712:02】||angel#99b324af20[ 編集する? ]
>angel
へえ〜、それは香川特有の?
そのお気に入り作品は、モノは何なんでしょう。 人形じゃなさそうですね? |
って~~ 大げさ~~!! ≧(´▽`)≦アハハハ
香川は 漆・蒟醤(きんま) が 盛んです~! 漆芸研究所という学校もあります。 http://www.pref.kagawa.jp/sitsugei/ ちらっと・・ だけ参考に見てください 深く見ると眠くなります! ≧(´▽`)≦アハハハ http://www.morishige-furniture.co.jp/urushi-kagawa/urushi.html 作ったのは 漆の色を 何層か重ねたのを削り出して 色を出してゆく技法です・・ かなり 難しかったです 彫刻刀が操れない! でした・・! 超初心者!! ≧(´▽`)≦アハハハ 【2010/08/2719:06】||angel#99b324af20[ 編集する? ]
>angelさん
これ初めて知りました。
漠然と漆職人は漆職人と思っていましたが、こう流派のようなものがあるんですね? しかも層を削り出す。 正にこれ。 しかし彫刻刀は難しそうだな。 怖い(笑)小学校の時大けがしたの覚えてるし。 でもやってみたいなあ。。。 |
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