芦花公園は徳富蘆花の邸宅が今も一般公開されている公園で、我が家からは駅にしてわずか1駅、徒歩にして7、8分といったところでしょうか。
このご邸宅も中に入って見るとなかなか都会の喧騒を忘れ、歴史ロマンの旅へ誘ってくれる刻(とき)の扉(とびら)。。。
実は東京というとこはこういった史跡も豊富な街であるわけですね(自分は不勉強であります)。
残念ながら、京都や奈良などのように史跡の隣に別の史跡と言った具合の配置ではなく、東京都市全体に満遍なく散在しているため、個々の発信する存在感が薄いのか、東京に住まう者自身あまり頓着がございません(自分本当に不勉強であります)。
それでもこの芦花公園はとても近いので、何かと行く機会(否、通りすがる機会)も多く、徳富蘆花のご邸宅には2度程お邪魔いたしましたことがございます(笑)。
巨大なテーブルが印象的だったのを記憶してるんですが、記憶というものは定かでないところに記(憶)たる所以がございまして、なかなか記すに(臆)するものではございますが。。。
なるほど、テーブルというものは大きいに限ります。
殊に分筆をされる方ともなりますれば、天板の上には資料とともに無数の夢幻が置かれていた事でしょう。
其はスクリーンであり、其は地図であり。
テーブルの天板というのは、云わば変化自在の魔法の板。。。。
それはさておき、この御仁、御名の由来とは何ぞやと思いwikiをググる。

『蘆の花は見所とてもなく、、、(清少納言)』

その見所のない花を愛す。。。。
洒落ていませんかねえ、おとうちゃん。
オラそういうの好きだァ。

本日はプリンタ用のインクを電気屋に買いに行き、その足で夕食とあいなったわけでして。
『ひもの屋』芦花公園店にて。

斯くして、かようなまでに感化されるに至る経緯にて候。

[5回]