NEW COAT OF PAINT
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Let's put a new coat of paint on this lonesome ol' town. Set 'em up we'll be knockin 'em down. You wear adress baby,I'll wear a tie. We'll laugh at that ol' bloodshot moon In that burgundy sky(TOM WAITS).
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2010
05,23
21:34
TechnoRoller/Call(呼び声)
CATEGORY[☆TechnoRoller(テクノローラー)]
送信者
Techno Roller (テクノローラー)コミックアート
■第四楽曲『Maria』
http://www.youtube.com/watch?v=VzkkOP9Buas
俺は、、
まばゆい光線が行き交う中を彷徨っていた。
やがて俺の周りの光という光は、大きな渦の中心へ吸い込まれていった。
俺は大きく弧を描きながら、光とともに渦の中心へ向かった。
時間を追い抜き、『誕生』から『死』が一気に駆け抜けるようだった。
俺たちテクノピープルが失って久しい『誕生』と『死』。
肉体は滅びゆくも俺の『思念』はなおも落下を続ける。
仮にそれを『魂』と呼べるのだろうか。。。
『イーズー。。イーズー。。』
ささやかな、それでいて大きな温もりを伴う声が聞こえる。
『イーズー。。。』
誰だ?
。。
マリア。。。
これは、、マリア、、の声なのか。
『イーズ。さあ、、早く。。もっと早く。。。』
よせ、、、、俺に構うな。
イーズ?
誰だそいつは?
俺はそんな奴を知らない。
『イーズ。。』
『。。。気がついたかい?』
プレガンドの声だった。
俺は《揺りかご》の中にいる。
そうか、定期的なリハビリの最中だった。
『夢。。。夢を見ていたね。』
プレガンドが言った。
俺はその質問にすぐに答える気になれなかった。
『夢を見ていたんだろう?ゼロツー。どんな夢だい?』
『いつものくだらない妄想だ。』
俺はプレガンドの言う《夢》という言葉を使いたくなかった。
『そうか、あれだね。大きく弧を描きながら君は渦の中心へ落下していくんだ。そして、地面に叩き付けられバラバラになる。。。君が見たのはそういう夢だ。』
覚えていやがる。
なんだって俺の夢にそう食らいついてくる?
さほど興味があるわけではあるまいし。
『いや、違う。』
俺は敢えてプレガンドの感情を逆撫でたくて、そう言った。
『違う?』
『俺は地面に叩き付けられてはいない。』
『ほう。』
『イーズ。。。イーズという名を呼んでいた。。。。』
プレガンドは黙って聞いていた。
『あれはマリアの声だ。そうだろう。』
俺は直感でそう感じた。
プレガンドの表情はピクリとも動かない。
『教えてくれ。こんな妄想の結末は初めてだ。なにか、、あるんだろう?もう教えてくれないか。。イーズとは何者だ?なぜマリアはそいつの名を呼んでいたんだ?』
プレガンドはしばらく沈黙していたが、やがて静かに口を開いた。
『マリアに会うかい?』
おれはプレガンドをじっと睨みつけていた。
『おいで、マリアの声を聞こう。』
思念スクリーンの中のターゲットカーソルが、ぶれることなくプレガンドの瞳の奥を捉えていた。
吸い込まれるような目だ。
悪意は感じない。
俺はまた黒いローブを纏うと、プレガンドとともに《揺りかご》を後にした。
この時、俺の身体機能はほぼ完全に戻りつつあるのを感じていた。
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