NEW COAT OF PAINT
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Let's put a new coat of paint on this lonesome ol' town. Set 'em up we'll be knockin 'em down. You wear adress baby,I'll wear a tie. We'll laugh at that ol' bloodshot moon In that burgundy sky(TOM WAITS).
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2010
05,14
06:06
君は麗しの80's PART16/19 Extended Japanese Mix
CATEGORY[☆君は麗しの80's バックナンバー]
思い出は死にゆくものにあらず。
思い出は未来を再び照らし出すためのカンテラだ。
過去に置き忘れたもの、未来に持ってゆくもの。
全てが均衡を保って共存してこそ、はじめて《自分》という個体となる。
だから音楽を聴いては、その一つ一つに瞬間を刻みつづける。
『君は麗しの80's』だ。
記録によれば前回の更新が2008年の11月。
ざっと約1年半が過ぎた訳だ。
月日の経つのは速いもので。。
なぜ久しぶりに書く気になったかと言うと、先日、昔の友人が自分の日記でファルコのロックミー・アマデウス(これこのコーナーでやらなければと思ってた。)を紹介していて、その懐かしさたるや。。。もう。。
そして再び過去と現在について考えなければ、という気持ちになった訳で。
赤裸々にいこうよ。
さて、そろそろ時計の針を戻そう。
僕は煙草の味も酒の味も知らない中学生。
友人たちの間でサバイバルゲームが流行っていた。
ベレッタやウージーを巾着袋に入れて自転車のかごに入れて山へ行く。
およそ5対5くらいの人数で山の上と下に分かれて、ロケット花火で戦闘開始の合図。
都会の子たちはこんなこと出来なかったろうね。
田舎であればこそだ、と思う。
BB弾は当たると血豆が出来るほどだったし、ロケット花火や爆竹も武器の内だった。
次第にエスカレートして保護マスクや軍パン、でも上半身はタンクトップ、、、みたいな。
それはきっと異様な光景だったろうね(笑)。
ぼく?僕はM-16ポンプアクション(名前覚えてる)だった。
どれだけ武器や衣装がエスカレートしていこうと、変わらないものがあった。
それは、銃を入れる巾着袋。
無造作に自転車のかごに投げ込み、移動する為の、巾着袋。
これも忘れてはいけない当時の流行。
この巾着袋。
好きな女の子に作ってもらう。
ぼくもいくつか作ってもらった。
え?
はい。それぞれ違った子だったと記憶している、、います。
思えば、僕が好きになってつき合った女の子って、大概僕とつき合う直前まで誰かの彼女だったりしたんだよね。
なんかこう、引きずってる子たち。
甘酸っぱさを含んだミステリアスに弱かったんだな、きっと。
そう言った意味じゃ、02(ゼロツー)だったのかも(笑)。
だから、別れ話はいつも唐突。
自宅の黒電話(ダイヤル)が鳴る。
僕はそれをとる。
Eちゃんだ。
うきうきする。
彼女は黙っている。
僕も黙る。
2人とも黙る。
空気が流れる。
僕が黒電話の受話器のくるくる配線をこねくり回していると、やがてEちゃんが口を開く。
『あんね。(あのね)。。。』
『あん?』
『大事な話しがあっとよ(大事な話があります)。。。』
1時間後、若い、恋を知らないような恋人2人はサバイバルゲームの山にいた。
2人きり。
記憶の中では夕暮れだ。
ネズミがピーナッツをかじっている形の滑り台があって、それはその山の公園のシンボル。
僕らはネズミを背に町を一望していた。
隅から隅まで見渡せる小さな町。
そんな小さな町にも通る列車。
その列車の音は聞こえるのに、僕たち2人の周りからは音が消えたよう。
やがて、沈黙に耐えきれずに僕が口を開く。
『Mの事が忘れられんちゃろ(Mのことが忘れられないのでしょう)?』
いや、バカ。
なんでそんな事言ったのだろうか?
3時間でも5時間でも、彼女が口を開くのを待つべきだった。
彼女はうつむいていたと思う。
だってどんな表情だったか覚えてない。
まあこれだけの年月が経てば覚えてないのも当然だろうけど。
それにしても思い出せない。
正確には表情が掴めなかったんだと思う。
夕暮れと、彼女の顔にかかった髪で。
彼女はうつむいた頭をさらに深く、コクリと頷きながら、
『うん。』
と言った。
『やっぱしねー。』
僕は笑いながら、、腰が抜けそうな、、泣きたいような。
いやちょっと泣いたかも。
そのあと、2人は短い思い出話をして、それは思い出の中で一番長い、記憶に残る時間になった(僕のなかでは。。)。
僕はその子に作ってもらった巾着袋にM-16を入れて、自転車のかごに放り込み、友達と一緒に山へ行く。
山は愛でも戦争でもいいよ、といつも僕らを見守っていた気がする。
そのころ狂ったように聞いてた音楽。
僕らは戦士だった。
恋の。。。。
PAUL HARDCASTLE A1 19 (Extended Japanese Mix)
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