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2009 12,08 23:21 |
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午前中のうちに中目黒ウッディシアターにて『純情姉妹繁盛記』の映像確認を軽くした。 写真は、ウッディシアター中目黒の玄関にある広告トレー。 面白い事に手前が羽衣1011のチラシ、その隣奥に見えるのが『崩れたバランス』のチラシ。 今回その両方に関わっています。 軽いチェックとファイルの受け渡しが終わると、制作の女の子たちが仕出しの『中華丼』を作ってくれているとこだった。 『ああ、なんかいいなあ、こうゆうの。』 今日はここ最近の中じゃ暖かい方だったけど、より暖かく感じたっけ。 さて、お昼頃に妻と新宿で待ち合わせ。 信濃町の文学座アトリエに向かったさ。 そう、今日ははじめて『崩れたバランス』を見て来たよ。 通りに面した通路にこんな具合にポスターがデコレされていれてとっても奇麗だった。 道行く人がけっこう立ち止まって見ている。 さあさあ、この芝居『崩れたバランス』だけど、僕にとってはやばいほど面白かった。 『賛否両論』 と、そんな前評判を耳にしていたものだから、どんなふうだろう?ってずっと気掛かりだったのね。 しかし幕が開いてから2時間、僕はただの1場面も退屈しなかったよ。 映画だね。 これ実はすごく贅沢な体験が出来る芝居。 僕は演出の中野君の作る舞台は以前から好きな世界観だな、と思っていたけど、今回極まった感じ。 登場人物の一人一人が全て活き活きしていて、その全ての境遇が印象に残る。 中でも櫻井章喜さん(僕にとってはお兄ちゃん)の芝居には本当に心打たれました。 一人一人挙げればきりがない。 そういう場面が、フラッシュバック的に構成されていく。 数ヶ月前、チラシ制作をまだ始める前に、中野君が僕に語ってくれたコンンセプトがそこにはあった。 『うわあ、見事に表現しきったね』 終演後、後方の席に座っていた氏にそんな言葉をかけていた。 『これ本気で賛否両論なんて言われてるの?』 『そうだねまっぷたつに分かれるみたい。好きな人はすごく好きらしいけど。』 ぼくも事前に『崩れたバランスどうでした?』ってきくと『えっとね、、、』と考え込む人がいた。 その意味ははっきり解ったよ。 これ一口じゃ語れないのね。 この芝居。 はは、都市の群像、人間模様そのものじゃないか。 漠然とした憂鬱。 日常茶飯な幻影。 おぼろげな現実。 悪意を伴わない殺意。 殺意に満ちた寓意。 その中にちらりと登場する赤司まり子さんと岡本正巳さんの夫婦のシーンがとても異質に(僕にはそう思えた)現れてきて、その異質さはまるで冷えきった体に暖かい血液が確かに流れているのだ、ということを再確認するみたいでとても胸が熱かったよ。 (^▽^) PR |
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コメント |
今見て来たよー!
何だか、なんだろね〜。 印象はあるのだけど、感想が無い感じ(笑)? あえて内容に触れるなら、「そういう事って、あるよね〜。」みたいなw でも、ああいった舞台は初めて見たので楽 しかったよ〜。 【2009/12/1217:05】||ぶるべり#582f47c2be[ 編集する? ]
>ぶるべっち
おお〜、見て来た?
ありがとね〜。 会えた? そうだね、これは実験的な事もいっぱいやってたね。 その『感想がない』てのも解るよ。 こういう芝居、どんどんやっていってほしい。 そう思うんだよなあ。 |
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