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2009 09,16 00:40 |
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渋谷ユーロスペース2にて映画「サマーリフレイン」 を見てきたさ。 今日はもう更新しないつもりだったけど、これは書かずにはいられない。 とても良かった。 一言で、良かった、よ。 多分、僕が『俳優』という仕事を生業とするならば、この人にこそ撮られたい、と思う事だろう。 それほどにこの映画は『感情表現』されていた。 絵も奇麗だ。 でも、『絵』ではない。 絵の上手い下手などたいした問題じゃあ無い。 問題は何を見つめているか?だと思う。 驚くほど繊細。 恋、ってこんなにもろくて、じれったくて、イライラして、そして『良かった』って思える物だったんだ、そんな気持ちになる。 技術だとかテクニックとか、それを語るのはこの映画に失礼というものだろう(それはそれは豊かな表現だ)。 さて、ストーリーも書かない。 書いた所で、そんな物を読んで『あれ?見たっけ?』『見なかったっけ?』そんな気になってほしくはないから。 機会があるならば、そのうち出会うと思う。 今回見れなければ、出会いが今回は無かっただけ。 いずれ、出会ってほしい。この映画に。そんなことを思った。 人と映画との出会いは、ある意味で恋に似ているかもしれない。 ある時にその映画の事を饒舌に語りたい事もあるし、またある時は愛する人に気持ちを伝えられないでいる。 終演後、僕と妻は渋谷で立ち食いの寿司(なかなか旨い)をパクついて、終電間近の電車に駆け込んだ。 雨がしとしとと降っていた。 感動を内に秘めるには申し分のない夜だった。 PR |
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