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2008 12,23 00:03 |
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アイドリングイラスト / 3時頃(Around about three o'clock)
《ここで私を強姦?》 《かもな》 《いいわ、強姦して》 《見ろよ、------城壁があるだろ?》 《万里の長城?》 《湖から続いている。-------大きな岩も見える?》 《あの岩?------きれいね。》 《小さな家もある》 《------何が言いたいの?》 《いい所だろ?》 《ええ、素晴らしい。全てがあるわ。すてき。》 《ベティ。----全部君にあげよう。-----城壁から岩の向こうまで続く大地を。それにあの小さな家も。-------まだあるんだ》 《20歳の誕生日おめでとう》 《信じられない》 《心配しなくていい。書類はそろってる》 《こんな土地を買えるなんて。----光や、音や、、---何もかも》 《何から何まで君のものさ》 《木々の間の夕日も私のもの?-----この静けさや丘からのそよ風も?》 《買ったんだ》 《売った人は頭がヘンね。----素晴らしい贈り物よ。幸せだわ。-------この唇も私のもの?》 《君のものだよ》 《これも私の?》 《なにもかも》 キス ※映画『Betty Blue』より抜粋。(ベティとゾルグの会話) ================================= 探し物をしていたら、しまい込んだ荷物の奥から昔のノートが出てきた。 もう10年も昔か、いや、それ以上になるなあ。 いろんな記述があったのだけど、その中に上記の、映画『Betty Blue』のベティとゾルグの会話が台本形式でメモしてあった。 当時の僕は兎に角この映画が好きで、友人が家に遊びに来れば劇中に出てきた酒、《テキーラ・ラピドゥ(たしかそんな名前だった)》を作って飲んでいた。 テキーラとシュエップスをグラスに注いで、上から布巾を被せ、テーブルに叩き付けることで撹拌する。 映画で見たのと違って、泡が吹き出るほどのものじゃなかったと記憶してる。 多分劇中のみのカクテルなんじゃないかとも思う。 いろんな映画に浸って、その酒を真似た。 そんな頃をふと思い出してね。 YouTubeで探してみたら、出てきた。この曲。 やっぱりいいなあ。 この映画、この曲に、とてつもない衝撃を喰らった20代前半だったよ。 ※同時に、このノートの上部に映画とは全く関係のない文字の羅列が太文字で書いてあった。《買い物は想像ではない!》。きっと何かの引用だと思うけど、力強く、自信たっぷりに書いた20代の自分を想像して笑みが零れた。 Gabriel Yared - C'est le Vent, Betty (1986) / http://youtu.be/YP2JkAS9MW0 PR |
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コメント |
Betty Blue。題名だけは懐かしい。
そっちに居た頃、当時の彼女に何度と無く見せられた。 なのにほとんど僕の頭に映像が残っていないのは、仕事が忙しすぎたからかもしくは当時の僕の頭の中が健全すぎたのか。。。謎。 今見ると違うのかもね^^ ところで相変わらずいい感じの絵をサラサラっと描くなぁ。。。 【2008/12/2301:55】||天炎#99b6270282[ 編集する? ]
>天くん
もう一度見てごらんよ。
いい映画だよ。 状態によって印象は変わるかもね、映画って。 きっと頭の中がいっぱいだったんだろうさ。 まあインテグラルだとたしか3時間近くあったと思うから、今はちとつらいかもね。 イラストね。 あらためて自分の中でジャンル化してみた。 近日HPにあっぷするなりよ。 |
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