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2008 10,28 10:47 |
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バッカス(Bacchus)/ローマ神話のワインの神。 ======================== チョコレートの種類には多様な物があるよね。 ミルク、クランキー、エア、アーモンド、etc。。。 数ある種類の中で、僕が一番好きなのが『バッカス』だ。 ウイスキーボンボンて言い方もあるか。 写真にあるのは一般的なロッテの『バッカス』。 これの中身はコニャックなんだけどね。 単に酒好きだから好きな訳ではないよ。 こう口の中でプチってなってすうっと液体が出てくる感覚が、なんとも好きなのね。 で、チョコレートを物色する時には必ず物色するのだけれどね、今年の夏の初め頃だったろうか、いつも置いてあるスーパーから姿を消した。 なんでやろ? 『やっぱ人気ないのよ』 と女房。 そっかあ、仕方ないな。 その後、ことあるごとに、都内のスーパーで探しまわっていたのだけれど、結局『バッカスチョコレート』はこの世から姿を消したかのようだった。 生産中止になったのだろうか? 好きだったのにな。 家の父親は海外航路の船乗りだったから、海外のお菓子やチーズ、そういったものを食べる機会が多かった。 その中にバッカス(ウイスキーボンボン)もあったのだと思う。 さてこのチョコレート、嫌いな人少なくないでしょう? 特に女の子。 それからあんまし子供には与えたりしない物でしょう? でもね、僕は記憶してる。 幼い記憶。 それはね、バッカス(ウイスキーボンボン)こそ子供の好きな味なんだってば。 いやあ、味だけじゃない。 個体から液体がとび出すミラクル。 いったいどうやって作るのか不思議だった。 半分かじって、中身のお酒は飲んで、その中に再び牛乳を注入したりね(笑)。 ほら、やったでしょ? あさりのみそ汁が晩ご飯で出たら、アサリの身を食べて、空いた殻にご飯を詰めるのさ。 貝殻の蓋をぎゅっと締めると、いびつな貝の形の小さなおにぎりが出来る。 やらなかった? じゃあこれは? うちは九州なんだけど、夏場に『しろくま』ってかき氷があるんだけど、これが巨大でね。 ぼくの食べ方としては、まずトンネルを開通させるわけ。 この食べ方、大人になった今でも同じなのだと、今年の夏に再確認した。 それから、エビやカニね。 あれを食べた翌日、その物体は食卓から砂場へ大移動していた。 エビやカニは食べ物にあらず。 それは玩具だった。 こういうことは数挙げればきりが無い。 つまりは、こどもは遊びながら食べるのが好きだからね。 きっと僕は玩具の一環としてのお菓子という観点でそのチョコレートを見ていたんだと思う。 それが今になっても好きで。 だから、全ての店頭からそれらの姿が消えた時、すごく悲しかった。 ついには店員さんに聞いてみた。 『あれは温度に敏感なので夏場は生産していないんです』 ご存知か? バッカスチョコレートは季節もの。 ぼくはこのとき初めて知った。 それから数ヶ月。 先日女房とスーパーへ食材の買い出しに行ったときの事。 ある! バッカスチョコレートだ!。 ローマの神が誇らしげに降臨していた。 緑のパッケージは月桂樹の冠の色だろうか(あれはギリシャか?)、そいつがズラーっと並んでいる。 『神・降臨』 である。 その何相応しい。 どこか大人で、エレガント。 しかし、中身は子供心満載のチョコレート。 嬉しくってさ、3箱買いだめしちゃったよ。 パッケージ見たらさ、ちゃんと書いてあったよ。 『季節限定』って。 (^▽^) ■映像作品Link free(アイコン、どうぞご自由にお持ち下さい) PR |
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