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2008 09,28 08:53 |
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3DCGの作品を表に出すのは初の試みです。 特に今後3DCG一色に染まるわけではなく、あくまで作品作りの一手段として、こんな作り方もやってみたいと思いました。 今回の案件は、茨城県ひたちなか地区のCMを製作するというもの。 前回の記事で触りだけ触れていました。 今日はその内幕を。 まず、先方にお話を伺って、まず頭に浮かんだのが【文明】だった。 「ナスカの地上絵」や「万里の長城」。 「月から見えるのは。。。。」って言葉も昔よく本で読んだもの。 実際はどうなのだろう? 万里の長城がはたして月から見えるものかみえないのか? 僕にしたらどっちだっていい。 兎に角壮大なのだ。 ナスカの地上絵だって同じ。 その「上空からの存在感」は宇宙人やUFOといった語句まで僕らに連想させる。 宇宙人はいるのか、いないのか。 これもどっちだっていい。 ロマン。 どんなにエラい人でもこれを否定する事は出来ない。 また、否定する必要も無いと思う。 僕はひたちなか整備課の方々にお話を伺っているうちに、そんなロマンを感じ始めていた。 そして、実際に現在、全国でもこの土地の注目度はかなり高いものらしい。 じゃあ、その注目度の【高さ】、宇宙から眺めてやろうじゃないか! ってんで製作を開始。 filmoとひたちなか整備課の計らいで手に余るほどの写真が用意されていた。 冒頭ーCGの部分、これは人間か、宇宙人か、ロボットか、解釈は何でも良いです(笑)。 僕は宇宙服を着た(近い未来の僕ら)と想定していました。 彼の眺める眼下に青い地球。 そこからカットインでひたちなか地区の上空写真に写るわけなんだけど、これ神経使った。 砂浜の色だ。 若干色が濃くて、美しいのだけれどなんかこう、、、湿って見えた(僕にはね)。 だから写真を少し加工して砂浜が白く乾燥して太陽光を反射しているようにしたつもり。 映像中の他の写真も同じ。 写真単体で見ると美しいけど、僕の映像ではもっとカラッと映したかった。 でね、 いざ編集に入り、写真は大幅に余った。 何とかあと3枚くらい入れたいカットがあったけど、これが限界。 いい写真なんだけどなあ。。 しかし、物語でつないで行かないと。 泣く泣くNGカットが出ましたよ。 あとは文字ね。 「なかなかいいかな、ひたちなか」っていうキャッチフレーズ。 これおもしろいなって思った。 なぜなら全部ひらがなだから、組み合わせで色んな言葉になる、いわゆる「言葉遊び」が出来るんじゃないかな、と思った。 で、夏にやったTシャツ展POW-WOWのPVで使った手段をも一度やろうと思った(これは前回の【もうひとつの物語】の中でも使っている手段)。 文字を踊らせる。 ただ踊らせるんじゃなくて、今回は踊る途中に別の単語を連想させたかった。 つまり、「なかなかいいかな、ひたちなか」って文字が形成される途中段階に【ちかい】って入れたかった。 都心からの交通アクセスのことね。 まあ、あんまし長い秒数やるほどのもんでもないし、僕的にはサブリミナル的なかんじでいきたかったのだけど、先日YouTubeにあげられた映像を見ると、見事なまでにここの部分が【サムネイル】になってしまっていた(爆)。 こ、これは。。(笑) そっかあ、最近別のサイトでアップロードする事が多かったからYouTubeでのサムネイル作成はデフォルトでは中央部分に指定されているってことすっかり忘れてた(笑)。 ともあれ、完成。 僕らが見る「最後の開拓地(the last frontier)」は、これから先どんな輝きを放って行くんだろう? 楽しみに見ていたい。 (^_^) ▼茨城県 県政ホットニュース(記事) http://www.pref.ibaraki.jp/hotnews/2008_09/20080924_02/ ▼ひたちなか整備課(記事) http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/kikaku/hisei/topics/20.9.24topics.html ▼作品評 http://d.hatena.ne.jp/hitachinakatiku/20081008/p1 PR |
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