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2015 05,19 05:59 |
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【浅草 三社祭】
浅草の三社祭(さんじゃまつり)/最終日に行ってきた。 前日の夜 『9時から10時の間に来るといいですよ。 迫力のあるものが見られます。』 と留守電に残してくれたのは、浅草 雷門囃子連の大将のIさん。 午前中というのに浅草はすでに大賑わいで、半歩ずつしか歩く事が出来ない。 浅草は気持ちの良いところで、道を歩いてるだけで本当に知りもしない人が話しかけてくる。 『やっぱり東京じゃ三社祭が一番サイコーだよ。その次に○○の◎◎祭り、、』 その次がどこそこの何何祭りで。。。。 でもやっぱ三社祭が一番だよ。 格式が違げぇやね。 ビール焼けか日焼けか、顔真っ赤のおじさんが親しげに話しかけてくる。 人をかき分け足を踏みつつ踏まれ、やっとの事で囃子連の山車まで辿り着いた。 『おお!! 来たかい!!』 雷門囃子蓮の皆さんが暖かく迎えてくれた。 『そうそう、これ約束の。』 と言って、以前僕が欲しいと言っていた雷門囃子連の手ぬぐいを渡してくれた。 『そいじゃ奥さんにもこれをあげるからね、、』 と、妻には別パターンの連の手ぬぐい。 これは嬉しい!! 早速僕が手ぬぐいを頭に海賊結びをしたら、 『そんな結び方じゃダサいよ!! 結んじゃダメなんだよ。かしてごらん、やったげるから。』 するするっと僕らの頭に手ぬぐいを巻いてくれる。 『これ、大きいのと小さいのあるから着てみてちょうだい。』 と言って、お姉さんが囃子連の法被(ハッピ)を持ってきてくれた。 『わあ!』 僕も妻も大喜び。 一気に観光客から祭りの人間に早変わり。 『このハッピを着てたら、普通の人じゃ追い出されちゃう場所から見られるからね。』 『写真を撮っても?』 『勿論。』 ということで、ぼくらは行列のちょうど御神輿と囃子の山車車の間を、練り歩くことになった。 みんなカッコいい!! あちらこちらから笑い声が聞こえて、 『オイオイ!!! 酔っぱらってかついでんじゃねえぞ!!!』 なんて声も聞こえる(笑)。 『どうだい?やっぱ外から見るのと中で体感するんじゃ違うでしょ?』 『そりゃあもう!! 』 興奮が止まらない。 なんて美しいんだろう。 青空の下の人の賑わいは。 なんて美しいんだろう。 人の表情というものは。 なんて美しいんだろう。 人の筋肉の躍動は。 なんて美しいんだろう。 この刹那の激しさは。 かつて2人の漁師が観音様を釣りあげた。 そこでその観音様を土地の文化人に見せたところ、これは尊いものだとし、祀った。 以降この3人を浅草の開拓者として始まったのが三社祭。 三つの社(やしろ)にはそんな意味がある。 『だから、お囃子をする人たちはみんな氏子(うじこ)ということなんです。』 『へえ〜。』 古今が一体となったこの日、浅草の空はとても青かった。 PR |
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