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2015 03,24 12:39 |
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先日、ちょっとした記念日にて、なにか甘いものを食べに行こうと、 『そうだ、駅前のホットケーキにするか。』 ってことで、妻と家を出た所、 『天気も良いし、上北沢まで足を伸ばそう。』 という事になって、 『甘いもの、というよりお腹すいてきたから、いっそのこと電車に乗って調布まで行ってみないか?』 ってんで、電車に乗って調布へ。 それで、思いがけなくこの『布多天神社』に辿り着いた。 なんと言えば良いか、陽光を吸収するようなこの神社の雰囲気に、とても気持ちが良いと思った。 それはこの場所の放つ色(読んで時の如くの意味で色調)による感覚か、それとも天部を開け放つかのようなデザインによるものか。 とても清々しい。 ◎布多天神社 HP http://www.fudatenjin.or.jp/about/index.html ホームページによると、御祭神が少彦名命(すくなひこなのみこと)と菅原道真公となっている。 これまた珍しいよね。 福岡県に住んでいた頃、太宰府にはよく行ったけど、あそこも道真を奉ってる。 道真はいわゆる遠刑に処された人だから、あまりカップルで行くのは好ましくない、というのが当時太宰府へ行くときの心得として口伝だったと記憶してる。 道真が読んだ句としてこんなのがある。 『東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春な忘れそ』 意味を知ればなんとも切ない句だけども、今この季節、丁度花々の芽吹きが明日の方角へ向かい五体を気持ち良さそうに広げる刹那に出会えたと思った。 神社の出口の碑をざっと読むと、なんでも近藤勇(新撰組)さんにもどうやら縁のある地のようなんだ。 こんど詳しく読んでみよう。 神社と隣接した所に大正寺がある。 http://www.chofu-7fukujin.com/ebisushin/ こちらはこの日は中には入れなかった。 参拝の後は、、、 そうそう甘いもの、でした。 商店街に『大判焼き』があったので、これで決まり。 『「回転焼き」とは言わない?』 『言わない。「大判焼き」。』 そうか。 妻と、こういう会話はじつに面白い。 僕の育った土地ではこれを「回転焼き」と呼ぶ。 『聞いた事もないかい?』 『ない。』 この円盤形を『大判』と感じるか『回転』と感じるか。 人の感覚というのは距離も離れれば全く違うものなのだろう。 しかしどちらでも良いではないか。 真理は中の餡が物語ることでしょう。 PR |
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