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2014 07,31 09:41 |
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小説『アンドロメダ病原体』は、映画『ジュラシックパーク』やTV『ER緊急救命室』の作者、マイケル・クライトンの作品だ。 初めてこの小説を読んだ時、あまりの面白さに時間の経つのも忘れ、1日で読破したのを覚えている。(ここでいう1日は、次に就寝するまでの間と定義。) 話は、宇宙から飛来した架空の病原体を巡る攻防戦なのだけど、その臨場感は『手に汗握る』といった表現がぴったりだった。 マイケル・クライトンの極意は卓越した科学知識だ。 元来SFというものはファンタジー作家、空想作家が書くものではない。 SFは実際の科学者が未来を予測して『こんなことも想定しうる』という観点で、描いて来たものだと思ってる。 アーサー・C・クラーク然り、カール・セーガン然り。etc。 そうではないものは『SF』ではなく『スペースオペラ』と大別されて来た。 中にはフィリップ・K・ディックらのように『SF文学』というジャンルまである。 その中でもマイケル・クライトンという作家は、『生命』あるいは『生命活動』に主眼を置いた作品が多いように思う。 病原菌にせよ、医療分野の話にせよ、恐竜に関する話題にせよ、これらは『生命』という言葉に集結すると思う。 『アンドロメダ病原体』は2度映画化されている。 ■『アンドロメダ病原体』(1971年)ロバート・ワイズ監督 /ググってたら、友人が吹替えで出演してたもんでビビっているところ(笑)。 ■『アンドロメダ・ストレイン』テレビ(2008年)ミカエル・サロモン監督、リドリー・スコットとトニー・スコット製作総指揮。 こちらは論ずるに値しなかった記憶がある。ww これらは小説に忠実に作られたものだと思うけど、結局小説を越える『何か』はない。と僕は思う。 変わりに映画『アウトブレイク』を引っ張り出す。 この映画は『アンドロメダ病原体』に大きく影響を受けた、ようなことを上映当時、パンフレットで読んだのを記憶してる。 あまりの臨場感に劇場から出て言葉が無かった。 この映画で描かれていたのは最早宇宙から飛来した病原体ではなかった。 映画のモチーフになったのは、実際に存在する『エボラ出血熱』だった。 より現実的に、遠くない将来起こりうるであろうパンデミックに警鐘を鳴らしたものだと思う。 wikiで軽くググると、エボラ出血熱の『致死率は50 - 90%と非常に高い』とある。 映画『アウトブレイク』ではエボラよりさらに凶悪な架空の病原体として、致死率約90%で描かれていた。 現在、アフリカでエボラ出血熱が前例を見ないほどに拡大して、中国ではペストが確認され、韓国では口蹄疫、鳥インフルエンザの騒ぎ。 どこぞの機関が細菌兵器の実験でもしてるんじゃないか?と憶測もしてしまう。 てえへんな時代だな。 東京都知事さんよ。 東京は世界の窓口だよ。物流、旅客。etc スポーツ大会のことばっか言ってねえで、ちゃんとやっておくれ。 PR |
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