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2014 05,06 11:31 |
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妻がアナ雪さんを観たそうだ。 電話で聞く 『面白かった?』 『綺麗だったよ。』 いいなあ。。。 昨夜、原題を調べていたら、あることに気付く。 『アナと雪の女王』の原題は【Frozen】だそうだ。 え? もしかすると、『雪の女王』というのは日本版のみの呼称かな? 原作の【雪の女王】にインスパイアされているけど、オリジナルのストーリーに昇華してるって話を聞いて、ぼくは勝手にビギニングストーリーの事だと解釈してたけど。 もしかすると、関係性はないのかな? 雪の女王をモチーフにしたキャラクターは色々な作品に登場する。 『ナルニア国物語』に登場するィルダ・スウィントン演じる白い魔女。 あれなんかは雪の女王をモチーフにしてるんじゃないかな、と感じる。 『雪の女王』はもともとデンマークの話。アンデルセンだ。 日本でもアニメ化されているらしいし、アメリカでは2002年にブリジット・フォンダ主演でテレビ化されているらしい。 僕は1957年のソビエト(現ロシア)製作のアニメしか見た事がないから多くは語れない。 とにかく、昨夜ざっと見返してみても、ロシアによる『雪の女王』アニメーションはすごい。 吹雪の表現は一体何枚のセルを重ねたのだろうかという躍動感にあふれているし、氷の表現なんかは光の演出がものすごい。 今見ても尚斬新であり、アイディアに富んでいる。 記憶が正しければこの作品はロトスコープという技術を使って作られている。 まずは実写で人間の演技を撮影し、それに絵を重ねるアニメーション技法だ。 昔のディズニーなんかもこの手法で作られている筈だ。『白雪姫』とかね。 『指輪物語』もこの技法だったな。あれはとても良かった。 テレビのニュース番組で見たのだけど、なんでも『アナと雪の女王』では1カット100数時間かけて映像を作ったという。 レンダリングの事だね(泣)。 大体見当はつく。 一見、『トランスフォーマー』の方が複雑なデザインに見えるけど、あれはまあ言ってしまえば実写との融合なわけで。 『アナと雪の女王』は背景もCGのようだし。 しかもCMなどでみると、3DCGの背景。 これはきっとヤバいくらい大変そうだ。 だって、アレだよ。 キャラクターの大きさとの比率を考えて。 ミュージッククリップに出てくる吹雪の山(キャラクターが立っている部分)巨大なセットがコンピューター上に必要だ。 それに建物が加わって、クリップのラストでグワーっとカメラが引くでしょ? きっと劇場で見たらスカーっとするカットだけど、デカイよなあ。。。。 恥ずかしながら自分のCGを例に出してみるけどね、【BO-4 (ボヨン)】だけど。 http://www.youtube.com/watch?v=a2k10zxVamo これの冒頭シーンで空撮からのスプリングシティのショットがあるでしょ。 簡単な構造で申し訳ないんだけど、この建築物群もキャラクターと同比率の巨大なセットを作ったわけ。 3DCGでセットを作ると、平面方向からの撮影だけでなく、立体方向からの撮影が可能になる。 2Dアニメーションだと違う方向からのカットごとに、いちいち背景を描写しなくてはならないわけだけど、3DCGのセットだとカメラ位置を変えればいいわけで。 そんのかわりにレンダリングにめっぽうな時間がかかる。 こんな簡単なBO-4のデザインとはいえ、数秒のカットで3日ほどのレンダリングを要したものもあった。 勿論、ディズニーと比較しちゃいかんよww 機材も技術も知識も月とスッポンなんだからさ。 しかしディズニーで使用する機材ですら1カットに100数時間ってことでしょ? 目が回るよ。。。 それにしても、ディズニーはここまでやっちまったね。 ここまでやっちまったら、そんじょそこらの腹じゃ2Dの描画アニメには戻れねえぞ、と。 戻る気はないのはな、2D描画に。 それも寂しい気がするね。 先時代の、とにかく手探りだった、そして手塚先生も憧れた、いわゆるアニメーション。 ディズニーが世界にその手本を見せた。 そういう、ペンを持つ指に血豆が出来るような2D描画アニメーションも捨てずに持っていてほしいよね。 | ´ω`| PR |
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