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2014 04,09 22:25 |
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浅草から銀座線。
銀座駅で日比谷線に乗り換え、日比谷にて下車。 次の目的地は『皇居』だ。 なんでも天皇陛下の傘寿(さんじゅ/80歳)を記念して,4月4日から4月8日までの期間、皇居内の乾通りが一般公開されていた。 前日にたまたまテレビのニュースで流れていたのを耳にして、急遽予定を変更したのだった。 皇居の中に入れる機会なんてそうそう無いからね。 ちょっと面白いんじゃないか。 ということで、女房におにぎりと卵焼きを作らせて、バッグの中に仕込んでの 『春季皇居乾通り一般公開』 参加である。 日比谷線から皇居に向かって歩いていると、信じられない数の人の列があった。 『うわっ、あの行列がそうなんかなあ?こりゃ大変そうだ!!』 宮内庁の発表(宮内庁ホームページ)によれば、この日一日の一般参加者数は68,830人。 《下記、宮内庁の発表より》 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 春季皇居乾通り一般公開の参入者数(平成26年) 4月4日(金)54,140人 4月5日(土)90,990人 4月6日(日)81,820人 4月7日(月)89,280人 4月8日(火)68,830人 合計 385,060人 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 5日間の総数が385.060人! ひょえー。。。。。 皇居入り口付近で軽く手荷物検査と身体検査。 そして門をくぐる。 『こんな中、お弁当を食べる事が出来るかねえ。。。?』 女房と心配になって顔を見合わせる。 お弁当食べて、『この不敬日本人!!』とか言われたらどうしようか??。。。。(笑) 『まあ、お弁当は皇居を出てから食べますか。』 皇居内は多くの樹木がこの日の陽光を浴びて輝いておりとても綺麗だった。 満開の桜。花吹雪。 しかしむしろ僕は松に心奪われた。 水飲み場の前で、警察官の人が案内してる。 『水分補給の必要な方だけお並び下さい。ただの水道水です。特にご利益はありません。』 周囲がどっと笑った。 皇居といえば江戸城。 じつはこの日参加したことの理由の一つは、建築の細部や装飾を見てみたい、というのも目的だった。 江戸城、おそらく天守閣跡と思うその巨大な石組み(石垣)を見て驚かずにはいられない。 その美しさ。 マヤ文明やエジプト文明がよく巨石文明で取り上げられるけど、なんの、日本の築城の技術もスゴい。 妻が日差しよけのために僕のストールを頭に被って石組みの前で写真を撮ったら、そりゃもうどこか異国の巨石遺跡のように見えた(笑) 石組み(石垣)に関して言えば ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 戦国時代に城郭が発達するとともに石垣も発達し、全国各地に穴太衆・越前衆・尾張衆・長袖衆など石垣衆という石工集団が現れ、建築を担った。(wikipedia抜粋) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ とあり、上記の中の穴太衆(あのうしゅう)などは古墳築造などを行っていた石工の末裔であると言われているそうな。 江戸城の石組みがそれに当たるかどうかは、勉強不足のため解りませんけど。 そういえば、先日、吉村作治先生がエジプトのピラミッド群と日本の神社の構造の類似点を述べていたテレビ番組があったけ。 こんな技術を見ると、案外そういう地球規模での技術の継承というのはあったのかもしれないな、と思う。 展望台から東京を眺める。 昔は,,どのような眺めだったろうね。 それがね、見えるような気がするんだ。 というわけで、初めての皇居内散策だったわけだ。 え? 弁当? ちゃんと食べられましたよ、皇居内で。 みんな桜の下に腰を下ろし、夫々が持参したお弁当を広げてた。 いろいろと不穏な時代に生きているなと感じる昨今だが、なにかこう、得体の知れない巨大な優しさの中にもいるなと、とも感じるんだ。 時代はどのように動くか誰にも解らない。 ただ、日の光や暖かさは、感じようとしなければ気にならず通り過ぎるのみ。 どんなに小さなことでも、その日に起こった嬉しさや楽しさは、感じようとすることが幸せでいる秘訣なのかもしれないな。 -おわり- 【FNNnewsCH】天皇陛下の傘寿を記念、桜が咲く皇居内の乾通りを一般公開(14/04/04)PR |
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