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2014 04,03 01:06 |
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先日、浅草へ行って来た。 友人が中国茶のお茶会で茶を披露するので招いてもらったのだ。 ぼくはこう中国茶のお茶会のなんとも言えない雰囲気、それから中国茶の独特の香味がとても好きだ。 それで、いつも色々質問しながら茶会に挑む。 大陸の山間部で摘まれ、様々な道を旅して来たそれら茶の葉が絞り出す一滴を味わうと、巨大なロマンに吸い込まれるような感覚になる。 特に勉強のつもりはなく、純粋な愉しみである故、覚えた事もすぐに記憶の皿から零してしまう。 しかし忘却は、今一度、同じ物事を楽しむチャンスでもあるわけでしてな(笑)。 お茶会も終わり、浅草へ繰り出す事に。 途中、お昼を食べていなかったので、中国茶のお茶会だった事もあり、小さな中華料理店に立ち寄る。 ラーメンはタンタンメンしかない。 他は点心。 『マスター、中国の人?』 『そう中国。』 我が家の近所の中華料理店のマスターもそうだが、一人できりもりしてる中華料理店の中国人のマスターって、どこかはにかんだ感じで、朴訥とした人が多いように思う。 こういう人は好きだ。 こういう人は旨いものを食わせてくれる。 『中国のどこ?四川?広東?』 『西安』 西安かあ。 ビールをすすりながら、担々麺を口に運ぶ。 絶妙な甘さ辛さ。 麺が油断した隙間にその辛みそスープが例外無く絡み付いてくる。 ずるずる! スープの熱さと辛みでじんわり汗も滲んでくる。 フカヒレ餃子を口に放り込んでみた。 皮が破れて中からフカヒレのエキスが飛び出して来た。 あちちち、ほふっほふっ。 旨いもん食うなら金じゃねえよ。 やっぱ『出会い』なんだよな。 『西安では担々麺がスタンダードなの?』 『そう。』 とマスターが作業しながら答える。 『ハオチー(美味しい)』 と言うとマスターが今までになく屈託のない笑いを見せてくれた。 浅草寺 仲店通りでは日本酒アイスクリームなるものを食べた。 『美味しいから食べていけ』 と店のおっちゃんが言うので 『じゃあひとつちょうだい』 と、その日本酒アイスを所望した。 アルコール分1%未満。運転のある方はご遠慮ください。 『ほー、うまいねこれ! あれだ、甘酒だね。酒粕の味だ!』 ご主人が『ご名答』って顔をしてる。どんなもんだい。 『写真撮って行きな。ブログにのっけてよ。』 とご主人。 しかし、もうすでに一口かじった後だった。 『じゃあさ、ブログにのっけるからさ、このかじった分ニョロニョロっとあと2巻きくらいのっけてよ。』 ご主人がそいつは出来ねえって顔をしてる(笑)。 まあいいや。 桜もこの日は満開とはいかない7分咲きだった。 アイスも季節的にまだ満開には至りませんってことで。 写真をパチり。 春が咲き始めた。 暖かさが咲き始めた。 街も人も動き出す。 西へ東へ。 夏へ向かって走り始めた。 PR |
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