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2014 03,06 00:30 |
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銀河を描いたよ。 次期アニメ作品のBG(背景画)から。 宇宙を描くのは意外と簡単なんだよ。 実は自由に描いて宇宙に見えるから。 これは宇宙だと念じながら、思いながら描くと宇宙になっていく。 勿論、これは星の位置関係を無視してイマジネーション上の宇宙を具現化するときの話。 そうやって自由に宇宙を描いていると感じる。 ああ、宇宙って本当に自由なんだなあ、と。 僕が描いこの銀河は、この宇宙のどこにも存在しない、自由宇宙だ。 宇宙を描いていると、疑問に思う事がある。 まずは、キャンバスを黒く塗り潰す事から始めるんだけど、、、、 なぜ宇宙の基本は黒なのだろうか?って思うんだ。 なんでも、暗黒物質(ダークマター)っていう仮説上の物質が光を吸収しているからだとか言われてるみたいだけど。 スタンリー・キューブリックの『2001年 宇宙の旅』では、主人公のリチャード・ボウマンが宇宙の果て(宇宙の果てではないかもしれない)に行くんだけど、そこは上も下も右も左も白い世界だったと記憶してる。 黒い宇宙と真っ向から対比した世界観だと気付く。 小学生のときあの白一色の世界をはじめて見たとき、僕は『怖い』と感じた。 何故か。 それを思い出しながら、今日、こんなふうに仮説を立ててみた。 『白』と言えばもっぱら正義の色だ。 潔白。 ガンダルフも白の魔法使い。 正義の究極の色が『白』だ。 絵画では神は白く、悪魔は黒く描かれる。 『腹黒い』なんて言葉もあり、『黒』といえばもっぱら悪の色だ。 それが我々人間の大まかな共通見解だと思う。 これは大きな定義だ。 ではこの世界で最も清いのは何者か? 赤子だ。 子どもだよ。 子どもは、自然界に最も近い。 先の定義に当てはめると子ども、自然は『白』なんだ。 ここで思う。 子どもの残虐性、自然の残虐性。 『白』は正義の色などではない。 それは、善悪の区別のつかない色なんだ。 だから僕はキューブリックの映画に出てくる白い世界を見たとき怖いと感じたのではなかったか。 あれは胎内だったに違いない。 いや、母親の胎内に宿る一つ前の世界かもしれない。 真っ暗な世界なんて僕は嫌だが、それでもそこで何かしらを照らし出せるならば、僕は恐ろしい白色の世界よりも好きなのかもしれない。 そんな事を思ってた。 PR |
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