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Let's put a new coat of paint on this lonesome ol' town. Set 'em up we'll be knockin 'em down. You wear adress baby,I'll wear a tie. We'll laugh at that ol' bloodshot moon In that burgundy sky(TOM WAITS).
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2012
11,10
17:13
『君は麗しの80's PART20/ウルトラマン80』
CATEGORY[☆君は麗しの80's バックナンバー]
バラバラになった記憶のカセットテープを繋ぎ合わせてみよう。
回転の中には《過去》と絶妙のバランスを保った《未来》が隠されている。
自分は何者なのか、何の為に産まれてきたのか。
過ぎ去りし日々を思い返し、再び明日を歩く為に。
『君は麗しの80's』だ。
僕は子供の頃、転校続きだった。
父親(船乗りだった)の仕事上、港町を転々とする。
出会っては別れ、出会っては別れ。
前にもこのシリーズで書いたが、子供の頃の別れというのは永遠の別離のようなものだ。
子供の頃の僕にはこの日本列島はあまりにも巨大で、完全に子供のキャパシティーをこえていた。
泣いては笑い、泣いては笑い、たまに怒って喧嘩する。
飛行機、ブルートレイン、フェリー、etc。。
小学校低学年の頃、僕は横浜・磯子にいた。
兵庫・神戸からの転校だった。
転校生にとって辛いのはまず『ことば』だ。
横浜の友人にしてみれば平穏だった学校生活に、いきなり自分の事を『ワシ』と呼ぶ者が現れるんだから。
とうの本人にしてもこのギャップに感じつつ、しゃべる事がどうにも上手くいかない。
当然最初は変なやつと思われる。
しかしこの横浜の学校ではいじめられたという感覚は今も持っていない。
へんなやつだが興味がある。
そんな感じ。
そりゃあ僕も学習する。
次第に言葉にも慣れて、みんなと打ち解けてしまいにはアイドルグループを結成するに至った。
各々ローラースケートを履き、街を滑り抜け、クラスのお楽しみ会ではグループの新曲(すべて替え歌)を披露する。
『君は麗しの80's PART12』でこの頃について触れています。
>http://artmic8neo.blog.shinobi.jp/Entry/135/
ジャニーズのヒカルゲンジが世に登場する実に5〜6年ほど前になるだろうか。
まだテレビはマッチ、トシちゃん、ヨッちゃんが全盛だ。
そんな時期にローラースケートのアイドルグループを『運営』していたことを誇りに思う(笑)。
問題はあった。
それはここの学校は、ほんの少しでも女の子と話していたら
『女たらし!!』
と言われた事。
僕だけではなくみんな。
そういう風習のようなもの。
そんな中にあって、クラスに面白い女の子がいた。
僕の前にその子が座ってる。
美人だったと記憶してるけど、それが取り柄というわけじゃない。
物怖じしないのだ。
先に述べたように、ぼくらは少しでも女の子と話すと、、、っていうへんな風習があったけど、この子はおかまいなしだった。
何を言われても我関せず。言い返す事もない。
頭の良い子だった。
僕らは中が良かった。
珍品同士、気が合った。
勿論、小学校低学年なので恋とか愛とか、そういうものじゃあない。
ただおもしろかった。
授業中、後ろから僕がその子をつつく。
彼女は振り返る。
ぼくは自分の筆箱を開けて見せる。
その中には毛虫がいる。
彼女は『キャー』とも言わない。
どうすればこいつは何をかリアクションをするのだろうか?
僕は変な顔をする。
とっておきの顔だ。全部つぶれている。
すると彼女はそれ以上の顔をする。
そのあまりの変貌に僕は思わず大声で吹き出す。
僕は先生にしかられる。
もう今は彼女の名前は思い出せない。
美人だったと思う、、、と記憶しているのは、僕は多少その子に興味があったのだろう。
顔も、朧げな輪廓が残るのみ。
僕は数年後、この学校を出て行く事になるのだが
、彼女は僕より一足早くその学校を後にした。
その切なさみたいなものも覚えてる。
僕はみんなの手前、さよならを言えない。
正直な友情よりも恥ずかしさの防衛本能が勝ってしまう。
最後にほんの少し話したい。
あちらもしきりに僕の事をチラチラ気にしているようだった、、、だとドラマになるんだけど(笑)、それは解らない。
僕はまともに顔を見ていないからね。
『あっそ、興味ないよ。』
敢えてそうしようと努めていた。
結局、僕らは最後の最後に何の挨拶もせず、永遠の別れをしてしまった。
僕は悔しかった。
そう、その感覚は覚えてる。
悔しかった。
なぜ、女の子と仲良くしちゃいけないんだ!
もし僕がもっと強かったら、何も文句を言わせないのに。
僕がもっと正直だったら、それのどこが悪いと開き直れるのに。
僕があの時もっと大人だったら。。。
あの頃の我が家は、転勤続きの為、いろいろな物が無かった。
思い返す。
父親も母親も頑張っていた。
『貧しかった』という言葉を使いたくない。
僕は色々与えてもらった。
今この歳になって思う。
僕は『豊か』だった。
ただ、この頃の我が家はまな板の上に乗るほどの小さな白黒テレビしか無かった。
僕はその白黒テレビで『ガンダム』や色々なアニメ、特撮番組、映画を観た。
だから、僕の中で最初のガンダムの記憶は白黒で始まるんだ。
僕『ただいま〜』
母『おかえり、あれ?元気がないね?』
僕『何でもないよ』
僕は白黒テレビをつける。
80年代のウルトラマン、そうウルトラマン80の放送だ。
強くなりたい。
もっと強く、かっこ良く。
正直で、正義で、悪いやつらををばったばった倒すんだ。
そんな風に思っていた頃、この歌は僕の胸に突き刺さるように語りかけてた。
http://youtu.be/39vkhqjv7m4
きっといつかウルトラマンになるんだ。
そう思ってた。
https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/c444a38c343a05ed74967b23c00f2b5a/1273926583
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