http://www.youtube.com/watch?v=KsF1HlSsfjw
先日六本木で、とある映画のイベントをした際にであった前田達哉 監督。
じつは我が家のごく近所で、昨夜は前田監督と『久しぶりに飲みませんか』ってことで八幡山駅前のハタハタで飲んだ。
居酒屋ってのは色々な声が飛び交ってて、それが元気に嬉しい事もあるものだが、昨夜はそんな喧騒を離れて(いや、駅前という事で既に喧騒ではあるが)会話を楽しみたかったので、テラス(とは名ばかりの玄関外)席を陣取った。
上の映画の予告編は、そんな前田監督が指揮をとる映画予告編。
それで随分いろいろ楽しく話したわけなんだけど、とりわけ、、、僕の作品BO-4 ボヨンの話になって。。。
前田監督が、ボヨンに刺激を受けて、最近3DCGを始めた旨をメールで読んで知っていた。
『この際本格的に3DCGを勉強したいと思ってShadeを買いました。』
あああああ、。
なぜ『ああああ』かは3DCGをやる人なら多少解っていただけると思うのですが、複雑な心境なのです。
ただ、僕はShadeしか扱ったことがないし、いくらそのソフトの評判が世間的に低いとはいえ、僕自身は非常にポテンシャルの高いソフトだと思っている。
要はソフトの可能性を引き出している人がいないだけなのだろう。

それで前田監督は自作のロボットものの実験映像を見せてくれた。

あまりのキャラクターのかわいさと、なんといっても前田監督の無邪気さに吹き出してしまった。
ボヨンに影響を受けたのだといいます。
それは心底嬉しい事。
前田監督は本格的にCDをやるのはこれが初めてらしく、とにかく、とあるプロジェクトが休止状態にある為、この一週間部屋にこもってほぼゼロからこれを実験しているとの事。
この記事の一番上にある映画『INPIECES～インピーシーズ～』のような映像を作る監督が、、ですよ(笑)。こともあろうに3DCGを。。
『前田サン、一つ気をつけて下さい。3DCGはやりはじめると廃人になることがあります。それだけは気をつけて。』
『大丈夫です。』

物作りのクリエーターにはどうやら2つの人種がいる。ひたすら知人の輪を広げつづけるだけの人と、片や作品作りに没頭し続けなにかを失ってしまう人。
没頭してしまう人に魅力を感じてしまう(笑)

それで昨夜はもうCGと映画の話ばっかりで飲み続け、飲む事に没頭し何をどう話したか。。。。

前田監督は僕と違って理系だそうで、コンピューターや機械の事に強い人だ。
お互いがお互いの足りない部分を補えば、より早く目的地にたどり着けると思う。
なんせ歩ける距離に住んでいるクリエーターってのも非常に珍しいだろうから。

昨夜、空に月が浮かんでいたかどうかは知らないが、いつもよりも気温が低く居心地の良い宵だった。

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