昨日、六本木で行われたYouTube Japanのパートナーフォーラムに行ってきたよ。
あまりイメージせずに会場へと運んだわけだけど、会場に入るなりイベントの気合いの入り具合にビックリした。
まずそれで興奮してしまった。
海外からは有名なミシェル・ファン」さんをはじめ、国内の魅力的なパネラー陣。
会場の中にも「あ、この人見た事ある。。」って言う人がいっぱい。
なかなか声をかけるに至りませんでしたが。

この日、僕はある人を探していた。
ペルーの友人がfacebookで紹介してくれたひとで、それがきっかけでいろいろ交流するきっかけになった人なんだけど、実際にお会いした事はなかった。
「明日のフォーラムでお会い出来るかもしれませんね。」
と言ったままだったんだけど、まさか会場がこんな具合と思ってなかったので、これは探しきれないな、と思っていた。
お互いにfacebookのプロフィール写真しか見た事がなかったので、相手が解る事はないだろうと。

イベントはYouTubeからの重大発表とその説明(後日)、国内外の事例などを踏まえ、セミナーに突入。
この時、人ごみの中から一人の男性が僕の目を見ながら近づいて来た。
僕は咄嗟に
「オカダさん!？」
探していたその人だった。

とにかくお互いの事を知りたくて、兎に角作品の話をしたくて、その後会場はパーティへと移行、その間もずっと一緒にいて話をしていた。
でね、イベントも終了時に「ちょっと一杯やりませんか？」「いいですね」ってんで、六本木交差点のとある居酒屋へ入った。

そこで、僕はオカダ氏の過去の仕事を聴いて(そのどれもが素晴らしい仕事だったが)、一つの作品に対して驚愕した。。。。
これは運命的というか。。。

僕がアニメーションをはじめたころだったと思う。
宮崎の実家に帰郷した際、妹が僕にとあるアニメーションを見せてくれた。
「お兄ちゃんこれ見た事ある？」
「なんじゃ？」
それは驚愕の人形アニメーションだった。
素晴らしい世界観、そして切なくも誇り高いストーリー。
ここにその作品を紹介したい(氏には無断となりますが、YouTubeに誰かがアップしてくれたものを探してきて貼付ける。まあ、YouTubeでのイベントの帰りであるし、氏も許してくれるでしょう、笑)。
人形劇ギルド　Part1 (BUMP OF CHICKEN - DVDより)

人形劇ギルド　Part 2 http://www.youtube.com/watch?v=1UJatFXOeXw
人形劇ギルド　Part 3 http://www.youtube.com/watch?v=jyCdil_FYAc

ってことでね、昨夜サシで飲んだひとは、こともあろうにこの作品を動かした張本人だったわけだ。。
オカダシゲルさん(URL http://www.pt-box.com/)。
じつは知らずにfacebookでつながっていたわけ。
それからもうアニメーションの話、映画の話、どっぷり話してとてもいい時間だった。
僕が普段会って話をする人は、アニメーション関係の方はあまりいないのです。
それでも最近少しずつ増えてきた。
アニメーションの話をしたい。
孤独と戦っている人の目を見たい。
何を考えているのか。
自分もまた異常ではないことを確かめたい。

YouTubeフォーラムで言われていた事に、「1週間に1本とか1月に1本とか、コンスタントに作品をアップすると良いです」というのがあった。
『我々のようなのにはあれは無理ですね(笑)』
ならば自分たちの経験で、やっぱり切り開いていかないといけないのだろうなと思う。

一日を通して非常に上質の時間をいただけたと感謝している。

※料理もおいしかったよー(＾＿＾)

[8回]