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2011 01,15 13:57 |
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今年公開待機中の映画『ブッダ』の試写を見れるという事で、東京 銀座の東映本社ビルに行って来た。 エレベーターを上がるといきなりおもちゃの洗礼。 ショウケースの中に詰め込まれた仮面ライダーたちが、外敵の侵入から守っていた。 下手な守り神よりも遥かに頼りになるかも知れないね(笑)。 試写室には全部で十数人程。 おそらく車内の人が仕事の合間等に観に来てるんだろうな。 けして大きくはない部屋だが、久しぶりのスクリーンでの鑑賞に大いに興奮した。 と、言うわけで鑑賞してきました。 未公開の映画『ブッダ』。 さて、試写というからには半分はパブリックであり、情報をおおかたシェアするものと解釈するわけだけど、どこまで書こうか。 書かないでくれ!って人だっているだろうし。 だから内容については触れない事にして。 感想を言うと。 すごい!いい!! ってこと。 内容とは別の視点で僕が感じたのはアニメーターさんたちの気合い! そして森下監督の視点。 僕はけっしてたいそうな口をきけるような人間じゃないが、一応は毎日チープなアニメーションを作ってる人間のつもりでしてね。 僭越ながら、その視点から見るに、これは「アニメ」として意識していないで作画されているんだろうなあ、と強く感じた。 これは「映画」または「実写」の感覚で作画を要求されたものだと思う。 だから、この角度でなければもっと描きやすいだろうに、、、っていうアングルなんかにも果敢に挑戦してるわけで。 それはもうアニメーターさんの気合いを感じずにはいられなかった。 ああ手塚先生の『ブッダ』が映画になってる。 そりゃあ、それだけでも感動せずにはいられないでしょう。 勿論『ブッダ』は宗教の話だけど、手塚先生が求めたのはヒューマンドラマだった。 そしてこの映画も(宗教臭さ)は無く、壮大な歴史ロマンに仕上げられている。 宗教、と言えば。 新聞等でご存知だろうが、本作の歌をあのX-Japan(エックスジャパン)が歌っている。 ボーカルのToshi、大変な時期があったよね。 ほんとうに可哀想だった。本人もファンの人たちも。 僕も(ファンとまではいかずとも)、エックスは大好きだった。 それがあの事件。 長い月日が経った。 それは当事者のToshiにとっても苦悩の時代ではなかったか。 そして彼は目を覚ました。 目を開いて、意志を持って生きる事を選んだ。 僕はこの度の新しい歌を聴いていなかった。 苦悩の時代のToshiの歌は好きではなかった。 なんかこう、、歌詞が嫌だったからね。 だってね、人は嗅ぎ分けるもんです。 そのメッセージが心の声なのか、それとも美しく思える言葉を並べただけのものなのか。 今度の歌は違った。 とてもいい。 Toshiのボーカルにいたってはもう、、、『楽器なんじゃないか?』って思うくらいに完成された声。。。。 自分たちの人生、『ブッダ』とまではいかないが、苦悩しながら生きるのは人間の証明。 『ブッダ』と同じように考えてはいけないだろうけど、そんなエックスジャパンに心から「おかえりなさい」と言いたい気分だった。 試写が終わり、『算法少女』プロデューサーの三村さんと一杯やった。 店に入ると壁一面にレコードのジャケットが並んでいてウキウキした。 その中に僕はスティービー・ワンダーの『Innervisions』を見つけた。 すぐに店員を呼んで 『この店の音楽は有線ですか?』 と聞くと 『いいえ違います。』 『じゃあリクエストも出来るの?』 『はい。』 僕はこのアルバムの中から『He's Misstra Know-It-All』をリクエストした。 これは思い出の曲だ。 初めて◎◎を経験した時の音楽なんだけど、、まあそりゃ別の機会に。 煙草の煙と一緒に『He's Misstra Know-It-All』が上昇していった。 ゆらゆらと。 出口を求めて。 本作はワーナーブラザーズとの共同配給でもある。 PR |
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