久しぶりにデートしましょう、ってことで妻とデートの日曜日でした。
朝5時まで作業だったけど、7時には起きて続きをやってた。
んで、考えてみれば最近どこも行ってないなあって思って。
んでちょっとググってみたら、東京都杉並区久我山の蛍祭りの記事を発見。
『おー』
そういやあ、昨年も行ったっけなあ。
開催日時を見てみると『本日まで』になっていたので、妻と急遽行く事に決めた訳でした。
でも夜までは時間あるし、折角の日曜だしなあ。
ってんで、じゃあさ、それまで吉祥寺に行って、買い物とついでになんか旨いもんでも食おうかってなって。
んででっぱつ。

なんか手のこんだものを食べようと意気込んでいたのに、結局入ったのは『タレカツ丼』のお店だった。
『え？こんなお店あったけ？』
『入ってみる？』
わりとリーズナブルだし、けっこう旨かったですよ。


で、なんやかや買い物したり、吉祥寺を散策していたら、駅前で『麻生総理大臣』のライブが始まっていた。

ものすごい人だかりが出来ていて、総理は一生懸命アジっておられましたさ。
警察の軍団が警護していて、道路を封鎖。
総理のライブを見ようと近寄ると『迂回して下さい』と。
『。。。。』
近くいいた男の子が
『んじゃ、誰に聞いてほしいんだよ！』
って。
そりゃあそうだ(爆笑)。


井の頭公園を抜け一段問いとにぎやかな出店群を堪能し、暗くなるにはまだ早い時間だったが、井の頭公園駅より久我山へ向かう。
久我山では夜の蛍祭りの為にこれまた出店が建ち並び、通りを歩く人みんなが『やる気』だった。
うーん、好きだねえこの雰囲気。
暗くなるまで川っぺたに座って、話しながら待った。

昨年もこの場所だった。
一年が経つのは早いものだ。
しかし都会に出現した、この森のイベント。
本当に素敵な企画だ。
『エルフだ』
そう。
たこ焼きを売っていたり焼き鳥を売っていたり、こちらではジャングルジムで遊んでいたり、みんなきっとエルフに違いない。
さながら蛍の光はエレンディルの。。。。(笑)

『いた。』
妻に言った。
『どこどこ？』
『ほらあそこ、指の先』
『ほんとだ！』
そうこうしてると、近くにいた老夫婦が
『見えますか？』
『ええ見えますよ。ここからだと見えやすいです。どうぞ。』

あたりは蛍の話題一色になる。
日の光はしばしの間休憩の時間とばかりに姿を消しゆく。
その狭間の時間帯。
かれらが活動を始めたのだ。
その『希望』はやさしさに包まれながら1つ、また1つと増えて行く。
なんて柔らかな点滅なのだろうか。
おそらくこの光にパナソニックやナショナルも勝つ事は出来んのだろうね(笑)。
その中の一匹が高く舞う。
『ああ、あんなに高く飛ぶものなんですね』
やわらかな光の衣を纏いて、高く昇りぬ。
ゆらゆらと。
しかし力強さを感じながら。
ゆらゆらと高く昇りぬ。

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