2009年2月25日、イラストレーターのオザワミカさんの個展『Personal Heaven』最終日。
ずっと楽しみにしていたのだけど、前日に妻が大熱で救急病院へ搬送とかいろいろ重なり、結局最終日になってしまった。
オザワミカさんは、Artmic8neoの名付け親。
といってもオザワさんからもらったのはArtmic8soloという名前だったのだけど。
『Artmic8 アートミックエイト』というのは、元来クリエーターの集団だった。
『面白いことをしようとする原子たちが集まった』8人の集団だった。
集団は解散したけど僕が1人で立つにあたり、オザワさんがsoloの称号を与えてくれたんです。
ぼくはその後活動内容へ変容を繰り返し、、今はneoというふうに。
そのころのスピリッツは今も心に。
つまりダースベーダーと暗黒皇帝の関係ね(笑)。

その、オザワミカさんの個展が昨25日まで、東京 吉祥寺で行われていた。
題は『Personal Heaven』。
館内に展示された作品とインスタレーション。
それを観てまずこんなことを思った。
『Personal Heavenは個人が醸し出す理想郷であると同時に、個人の理想郷を理想郷たらしめるために必要な何か』

さて、これは僕の妻の肖像画。
物欲しそうな顔をしていたら、オザワさんが『あげるからねー』って！
だからいただいて帰ることになった。
ずっと妻の肖像画が欲しかった。
でも油絵ゴテゴテのバブリーなゴージャスは絶対いらないし、ましてや自分では肖像画は描かない。
オザワさんのスタイリッシュな肖像画をもらえるなんてサイコーじゃないか！
この肖像画は玄関か、居間かに飾ることに決定〜。（＾＿＾）

ちなみにこちらは僕がモデル(笑)。
まだ髪の毛長いね。
モデルをしたのは今年の1月なんだけど、バッサリ切って今はかつらのようになってる(爆)。

インスタレーション。
説明書きにはこのようなことが書かれていた。
『うちの息子が今よりもっと小さかった頃、
私のおなかにやってくる前の記憶がありました。
神様らしき人に見送られてこちらにやってくるときに
わたしのために3本のネジを持って来たそうです。
わたしは彼が生まれてくることによって形成された部分がある。
というのはなんだかわかる気がします。』

無数に配置された箱。
どれでも1つを開けていい。
中には1本のネジと共に1つだけ単語が書かれている。
おみくじのようなもの。
ひょっとしたらその言葉は、今の僕らが僕ら自身に一番必要な言葉となり得るかもしれない。
ぼかあ箱を慎重に開けたよ。
なんて言葉が出たかって？それは秘密だ(笑)。
しかし、最終日ということもあり、僕は箱を全部開けてみて、気に入ったやつを買って帰ることにした。
『LOVE』。
これかな。『Key』というのと迷ったんだけど、結局『LOVE』にした。
どちらも万物の原点のような気がするけど、『Key』はなにかもっと漠然ではない気がしたからだ。

リベストギャラリー創。
ここで今年もいくつものドラマが生まれるかも知れない。

★そうそう、ぼくの大好きな、近所のイタリアンレストランには新しい命が誕生したようだ！心よりおめでとうございます！
ぼくはこう思うんだ。
未来はきっと素敵なものに違いない。
個人が『Personal Heaven』を持ち続ける限り。
未来はきっと良いものだと思う。

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