Let's put a new coat of paint on this lonesome ol' town.
Set 'em up we'll be knockin 'em down.
You wear adress baby,I'll wear a tie.
We'll laugh at that ol' bloodshot moon
In that burgundy sky(TOM WAITS).
かっこいいCMにしたかった。 で、いて映画のような。 そうね、イメージしたのは70年代あたりの映画だな。 『ダーティハリー』『ロサンゼルス』『ガントレット』『ゲッタウェイ』などなど。 そういった雰囲気に仕上げたかった。 キャラクターに関してはジャン・レノと松田優作のミックスって感じですかね(笑)。 お話の主軸になるのはこの男性だけど、その視線の向こうには女性が見えていなければならないよね。 そして『一目惚れ』という言葉に代表される、人間の持つ極めて動物的な衝動を描きたい訳なんだけども、ここで問題に直面する。 一目惚れさせたのは女性自身の魅力か、ニューバランスの衣装をまとった魅力なのか? 当初、ターゲットロックオンのシーンは女性の足元(つまり靴)からパンツ→スカート→ウェアの順で行っていました。 先に靴を持ってきて、最後にウェアを持ってくる事で、ニューバランスが靴だけではないウェア全般も展開するブランドなのだということを表現しようとしたんです。 しかし、そうすると服に恋をされたかわいそうな女性、ってかんじのかわいそうなイメージになってしまったんです。 なので極端にウェアをクローズアップするのもやめて、恋の理由は闇の彼方へ隠す事にしました(笑)。 そして、ラストは当初『I found my new way(私は自分の新しく生きる道を見出した)』としていたのですが、重かったので『I found my Love(私は愛を見つけた)』としました。