特設ページ＞http://artmic8neo.jougennotuki.com/I_wonder_why.html
音楽ユニット amamania の楽曲『I wonder why』のofficail music videoとして制作したアニメーションです。
はじめてこの曲を、ピッコロマーゴのテラス席で聴いた時、僕は瞬間的に魅了されてしまった。
ボーカルShamianさんの歌声はとても神秘的で、(成長途上の)少女のようでもあり少年のようでもあり。
神秘的。
そんな言葉が最も相応しかったかもしれない。
『どんな方なんですか!?写真を見たいです!』
そう松本さんに言ったのを覚えてる。
実はこれより以前に僕は松本さんとShamianさんにお会いしているはずなのだが、なにしろその時はご挨拶程度だったので、どうしても思い出せなかった。

音楽ユニット amamaniaは映像作品『カミサマノイルトコロ』で楽曲を提供していただいたアーティストの一つ。
amamaniaの醸し出す神秘的な世界観は素晴らしいもので、イメージの世界へ誘う蝶のようだ。


『この曲を元にアニメーションを作れないだろうか？』
松本さんが言う。
これだけの楽曲であれば、なんぼでもイメージを増幅させられる。
無限に物語を構築出来ると瞬間的に思った。
それで2人でイタリアンを食べながら雑談まじりの小会議。
『少女が主人公の話がいいんだよね。それでファンタジー、上手く言えないのですが。』
こういう完璧な世界観を作る人ほど口下手だ。
松本さんもそうだった。

はじめはいわゆる絵に描いたようなファンタジーを作るつもりだった。
船に乗り海に出る。
数々の冒険を経て少女は成長していく。
ムシャムシャをピザを口に運びながら、僕は実は震えていた。

古事記に関する話や音楽の話、古代文明の話。
かなりマニアックな話まで、ピッコロマーゴで話した。
家へ帰ると僕はすぐに潜伏生活を始めた。


このアニメーションはアダムとイブの話です。
別の時代、別の世界の。
そんなふうに思いながら作ったのだけど、なんか古史古伝の『五色人(ごしきじん)』の話にも思えてきた(笑)。
つまり、いつの時代も人の考える事は似てる。
どの神話にも共通点はある。

とにかく製作期間2ヶ月。
完成。
寝る。
後日、制作中の過程やらなにやら、また少しずつブログをアップしてみますね。
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