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2012 09,10 12:06 |
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どうも最近国歌に関する話を聞く機会が多い。
まず僕たちは『君が代』というものをどのくらい知っているのか。 メロディだけではなく。 まず君が代のベースとなったのは和歌だ。 古今和歌集にある詠みびとしらずの歌 『わが君は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔の生すまで』 これが原文。 意味は、わが君が1000年、8000年、さざれ石が砕かれ、ただの石の一塊となり、さらにそれに苔が生すまで健やかでありますように。 という事。 そう、願いの気持ち。 さて、ここでいう『わが君』、これは天皇という共通認識かもしれないが、それは定かではないらしい。 ※ここにひっかかって嫌だという人もいるらしいので、(それも変な話だとは思うのだけど) なぜなら、天皇を指す場合、『大君』と区別するらしいからね。 ではわが君とは誰だったか? まあこれにもいろいろあるようなのですが。 ざっくり言うと、大切な人を思う、健康であって欲しい、と願う歌なんだよね。 恋か、愛か、それは詠み人知らずのその方にしか真意は解らないであろうが、和歌というのは色々にも解釈するのが面白いだろう。 例えばあなたが、恋人に対して君が代を詠むならば、こんなにロマンティックなことはないかもね(笑)。 誰だって愛する人にとこしえの幸せと健康を願わずにはいられない。 そうでしょう? そんな素敵な和歌が、日本の国歌なんだよね。 おもしろいブログ記事を見つけた。 http://kimigayo1.blogspot.jp/ 各国の国歌が紹介されてる。 どれも勇ましさや、君主賛美、荘厳な歌詞が並ぶ。 国歌とは本来こういうものなのかもしれない。 彼らはあるいは革命によって為された国であった、或は長く戦乱の中に置かれた土地であった。 或は君主によって統治された土地であった。 それ故こういう勇猛果敢な歌詞が必要だったはずだ。 これに対し日本国歌を見ると、なんともけなげな歌詞に思える。 他の国の国家を薔薇とすると、日本国歌は野花だ。 飾り気のない美しさ。 これ、日本が古くより災害国家であったことに起因すると思う。 あなたが何の宗教を信仰していても、どんな人種であっても、あなたがあなたの大切な人の無事や健康を思う心は、この日本の土の上に立つ以上変わらないものだ。 我々は常に願う人々なのだと思う。 そんな心がこの君が代という歌には刻まれていると思う。 勇猛果敢な国歌はこの国には釣り合わない。 どんな歌詞なら君が代以上に表現出来るだろうか。 国歌斉唱が義務となる。 これは別の意味で悲しい事。 基本歌なんてのは誰でも歌える。 どんな歌だって歌える。 例えば北朝鮮の国歌だって歌えと言うなら歌える。 それをあえて歌わないのは、歌わない事に意味があるからだ。 勿論過去に於いて、日本はかつて大日本帝国であり、軍国主義だった。 その中で色々な文化が戦時体勢の確立に利用された。 日本神話しかり、また国歌しかり。 悲しいかな、文化は利用されるのだ。 しかし夢間違ってはいけないと思う。 文化が悪いのではない。 人が悪いのだ。 文化なくしては日本はあり得ない。 なぜなら古くより他民族が行き交ったこの日本列島。 僕個人的には、日本民族とは血液ではないと思っている。 日本民族というのは文化そのもので、それは血液よりも尊い絆なのではないだろうか? 見つめ直すと日本の国歌ってなんとも可愛らしい、悲哀のある味わいをもって読めると思う。 PR |
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コメント |
そんなふか~~~ぃ 意味があったって・・ 知らなかったです!
元が 和歌 だったって 初めて知りました~♪ 【2012/09/1017:35】||angel#99b324af20[ 編集する? ]
Re:(* ̄- ̄)ふ~ん
あはは、よかった。
僕も学者ではないし、あんまりつっこんだとこは知りません。 でも和歌って、歌ってそういうものですよね。 とにかく僕は素敵な歌詞だと思います。 |
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